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をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

ミラクル3

※ 記事内に使用しておりますオナガヒドリ、及びヒオナガガモという雑種
名称は標準和名を単に合成した便宜上のもので、正式な呼称ではありま
せん。ファイル名に使用している、pingeon、wigtail も同様です。

私個人的な思いとしては、この報告は雑種報告とはいえ極めて稀で、今後の
カモ類観察のための貴重な記録となることから、しかるべき正式な書物なり、
論文として報文を作成することが望ましいと考えていますが、現在の私生活
状況では学会なり民間研究団体の会員となることも、報文を作成する余力も
ありませんので、個人ブログでの発表にとどめます。


私の最も大きな関心事であるカモ雑種の観察。
関心事ではあっても、カモに雑種が多いと言われても、とても見つけることが
難しいと過去にも紹介したことがある。この春から最近にかけて、ごく狭い
範囲で例数の少ないカモ雑種が見出された。 三重県下での出来事であるが
日頃から熱心な観察をされている方たちのおかげで、オナガガモとヒドリガモ
の関与した3例の雑種を観察することができました。情報提供頂いた方々には
大変感謝しております。
3 rare Anas hybrids had be seen at close area in Mie pref. They are
the crossbreeds between Northern Pintail and Eurasian Wigeon.

【 Hybrid A (オナガヒドリ)】
presumed Northern Pintail(father) × Eurasian Wigeon(mother) adult male breeding
first contact on April , 2016 He lives a life in Eurasian Wigeon flock.

mixed-flock
河口のヒドリガモの群れ、オカヨシガモ、ヨシガモ、オナガガモ、コガモ、カルガモ、
マガモ等がおなじ河口で観察された。

pingeon-wigeon1
ヒドリガモオス成鳥と並ぶと嘴や尾の長さの違いが明らか

pingeon-wigeon2
頭部の形状もかなり違うのがわかる、体部の配色は似ている

pingeon-upperwing
次列風切のすぐ上に接する大雨覆先端はオナガガモ由来の黄土色が目立って
いたが次第に翼鏡同様の暗緑色が被ってきたように感じる。中・小雨覆の淡色部
についてはヒドリガモ・オスの白帯の影響が強く翼パターンはかなりヒドリ寄り
翼下面や腋羽もヒドリガモ的要素が強い。最内次列風切の白色部はヒドリガモ
同様存在するが、白色部がやや少ない。

pingeon-covert
羽づくろい中のオナガヒドリ・オス成鳥繁殖羽 ヒドリガモと同程度の緑色構造色が
見える。

pingeon-pintai
全体的な外観はオナガガモの影響が強いが、脇と尾筒の間はヒドリガモ的な配色
オナガガモに見られるクリーム色部分がない。肩羽と脇羽の間に見える縦黒条や
肩羽の羽軸に沿う軸斑や三列風切の配色・形状はオナガガモを強く感じる。

pingeon-leftside1
オナガヒドリ・オス成鳥繁殖羽 左側面

pingeon-rightside
オナガヒドリ・オス成鳥繁殖羽 右側面

pingeon-feeding
この辺りのカモ達は波で浅瀬に打ち上げられたアオサノリを好食する

pingeon-fron
オナガヒドリ・オス成鳥  正面 嘴峰には幼鳥のようなY字型黒色部

以上の画像は12月8日午前中撮影
2016年2月に観察情報を頂き、4月に初観察したがその時点で若い成鳥と
考えられたため、第4回成鳥繁殖羽オスと推定される。
same bird , 同じカモの Linkは
「トモエガモ雑種の真性と偽性」
「美白・シミ抜き」
        にあります。
なお、このタイプの雑種は「HYBRID DUCKS」のカバーページ個体と同じで
飼育下の交配により両親種の組み合わせが確定されているものです。
2006年3月26日と4月1日に大阪・安威川で記録され個人ブログに報告
されている個体もこの組み合わせだと考えられます。

これより下の画像は12月8日午後撮影
【 Hybrid B (ヒオナガガモ) 】
presumed Eurasian Wigeon(father) ×Northern Pintail (mother) adult male breeding
first contact on April , 2018 He lives a life in Northern Pintail flock.

wigtail-pintail2
オナガガモ群中のヒオナガガモ (右下の個体)

wigtail-pintail
オナガガモ群中のヒオナガガモ (右手前の個体) 光線状態により頭部には
緑色の構造色が出現することもある

wigtail-rightside
ヒオナガガモ右側面
全体的な外観や頭部形状はヒドリガモに似る
嘴は上面に黒色部のないヒドリガモタイプ。但しオナガガモの影響で
長くシャープな形状。体色はオナガガモに近くやや暗色。それは波状
斑の密度等が関係していると考えられる。 肩羽の軸斑は目立たず、
尾羽の長さもヒドリガモ・オスと同程度。 頭部は全体が黒っぽく、耳羽
嘴基部目先が淡色となるだけで、オナガヒドリほど広範囲に淡色部が
広がることはない。 上記の過去記事「美白・シミ抜き」でこの想像図を
掲載している。腮から喉の広範囲が黒いとの予測が当たってはいるが
想像図とはかなり違っているのがよくわかる。

wigtail-underwing
ヒオナガガモ翼下面

wigtail-upperwing
ヒオナガガモ翼上面

2018年4月に情報を得て、すぐさま観察に出向き発見できた個体。
その際に雨覆・尾羽の状態から第1回繁殖羽と考えられたことから
当個体の推定年齢は第2回(成鳥)繁殖羽オスということになる。
以上のタイプの雑種は国内での観察記録が過去にあるかどうか不明です。
Hybrid Aの雑種より少ないのではないかと考えられるが2015年12月6日
に銃猟によって捕獲された米カリフォルニア個体が狩猟サイト掲示板にある。
また2017年3月15日にこの雑種を父とするヒドリガモとの戻し交雑と考え
られる個体が愛知県のK.K氏によって撮影されているが、翼上面が参照でき
ないので、確かなことは言えない。今後も伊勢湾におけるこの雑種系統の
その後が気になるところ。
「Rオナガヒドリ雄第1回繁殖羽か」の過去エントリーと同一個体

これより下の画像は11月27日午前中撮影
【 Hybrid C (オナガヒドリ雄化) 】
presumed Northern Pintail(father) × Eurasian Wigeon(mother) adult female breeding
(intersex) first contact on November , 2018 She lives a life in Eurasian Wigeon flock.

pingeon-is-leftside2
オナガヒドリ雄化 左側面

pingeon-is-rightside2
オナガヒドリ雄化 右側面

pingeon-is-starttofl
オナガヒドリ雄化 飛翔1

pingeon-is-upperwing
オナガヒドリ雄化 飛翔2

pingeon-is-upperwing3
オナガヒドリ雄化 飛翔3

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オナガヒドリ雄化 飛翔4

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オナガヒドリ雄化 飛翔5

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オナガヒドリ雄化 飛翔6

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オナガヒドリ雄化 飛翔7

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オナガヒドリ雄化 飛翔8

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オナガヒドリ雄化 飛翔9

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オナガヒドリ雄化 翼下面

pingeon-is-wigeonflock
ヒドリガモ小群中のオナガヒドリ雄化

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アゴ伸びするオナガヒドリ雄化

pingeon-is-back
後ろ姿

pingeon-is-feedinggrass
土手に上がって周囲を警戒しながら青草を食べる

pingeon-is-atack1
雄化したカモのパーソナル・スペースについて以前書いた。
このカモも例に漏れず神経質でヒドリガモ雌成鳥に突っかかった。
が、ヒドリガモはすんでのところで避けて上方に飛んだ。

pingeon-is-atack2
ふーっ、なんやコイツ!とヒドリガモ雌が言ったかどうか

上記オナガヒドリの雄化個体は最近情報がもたらされたものの
観察に出向く適当な時間がとれず、11月27日にようやく観察
撮影できたもの。 実はこの雄化雑種、鳥類画家で野鳥雑誌での
活躍でも知られるU.G氏のブログで見かけ雄化は見抜けたものの
オナガガモとヒドリガモの雑種ではなくヒドリガモとアメリカヒドリの
雑種雄化と間違ったコメントを入れていて2016年1月の記事に
対して同年4月にコメントしたもの。同年末に他の方の同一個体
画像を見て、コメントの間違いに気づいたものと同一の組み合わせ。
また、Bird Hybrids (外国サイト)には英国で2014年10月26日
撮影の同様雑種が掲載されているが、雄化との記載はない。
Web 上のオナガヒドリ雌を参照する限りすべてが雄化した個体で
あることから、敢えて言えばこの雑種は雌性不妊の異常個体のみ
出生し、細胞不和合等の理由で雌に関する限り生殖隔離が成立
している可能性がある。また、Bird Hybridsは2016年12月24日
関東の若手S氏の上げたツイッター画像にリツイートしている。

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お城の顔馴染み

昨シーズンに観察したカモ達もそろそろ渡来することと思い様子見。

昨年一時期大阪城内濠に飛来して、純粋だいや雑種だと騒がれた個体。
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2018年1月11日 大阪市天神橋下流付近

10月末に外濠で観察されてずっといるアメリカヒドリ雑種雄成鳥
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本日北外濠青屋門付近で撮影 実はこれ半年ぶりに戻ってきた上と同一個体
成鳥になって額のごま斑は薄くなったものの、雑種だというのがよくわかる

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昨シーズンに見つけたホシハジロ×キンクロハジロ雑種雌成鳥も帰ってきた
たくさんのカモが浮いていてもひと際腰等上面が黒っぽいのが目立つ

雄化のホシハジロ雌も案の定傍にいたが、石垣が邪魔で撮影できず。
台風21号でいたるところに伐採された樹木が横たわっている上に
このカモ達を観察している飛騨の森エリアが塀で取り囲まれてイベント
利用されるらしく、今後カモ観察は現場立ち入りが不可能になる模様。
※ SAKUYA LUMINA開催により3年間という長期にわたり現地立ち入りが
制限される模様です。

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今季もヨシガモ雑種

今回はツリー記事の続きの予定でしたが、様子を見に行った奈良の雑種が
この秋も渡来していたので、その記事を。

falcated-hybrid-swim
ヨシガモ×オカヨシガモ 雑種雄成鳥  本日撮影、以下すべて本日画像
最近の考えからすれば、この個体はオカヨシガモの群中にいて、換羽もヨシガモ同様に
遅い目の進行度であるはずなので、非繁殖羽が残存しているか?と思ったが、換羽済み。

falcated-hybrid-through
ヨシガモ×オカヨシガモ 雑種雄成鳥  木枝越しに捉えた本日の最接近画像
昨シーズンもそうだったが、はるか遠くにいて近づけないことも多い。

falcated-hybrid-group1
ヨシガモ群中でグループディスプレイに参加するヨシガモ×オカヨシガモ 雑種雄成鳥
(右端)

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ヨシガモ群中でグループディスプレイに参加するヨシガモ×オカヨシガモ 雑種雄成鳥
(左から3番目)

falcated-hybrid-group3
ヨシガモ群中でグループディスプレイに参加するヨシガモ×オカヨシガモ 雑種雄成鳥
(左から3番目)

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同じ池で10月の水抜き時にも見られた亜種ダイサギ 大きくて迫力のある冬鳥

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水面採餌するマガモ群中で歩きながら採餌する亜種ダイサギ

a-alba-hybrid
雑種を含む休息中のヨシガモ群中を歩く亜種ダイサギ、驚いてヨシガモ雑種が逃げる

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餌場をめぐり亜種チュウダイサギを追い払う亜種ダイサギ
亜種ダイサギは脛の色が黄色っぽいのが特徴だが額から嘴先端の形状や長大さ、
飛形等異なる部分が多いので脛の色だけで判断しないようにしたい。
大阪近辺では海岸付近や丘陵地のため池等で局所的に観察される。

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他にキンクロハジロ、ヒドリガモ、マガモ、オカヨシガモも見られたが、ハシビロガモは
まだ見られなかった。

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Rオナガヒドリ雄第1回繁殖羽か

本日紹介する雑種ガモは今季観察したカモで最も最近のもの。
2015年秋から2016年春シーズンの春季にもオナガガモと
ヒドリガモの雑種は紹介したが、今回の雑種は幼鳥の雰囲気を
残しているもののどちらかと言うと、ヒドリガモ雄の影響を受けた
部分が色濃いので、ヒドリガモ雄とオナガガモ雌の組み合わせ
雑種の可能性がある。

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ヒドリガモ×オナガガモ 雑種雄 飛び立ち 4月13日 三重県

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翼鏡の緑色金属光沢部分は広く、ヒドリガモの緑色部分に匹敵する

wigeon-hybrid3
雨覆羽縁の濃淡はヒドリガモ第1回繁殖羽とよく似ている

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翼上面はヒドリガモ・オナガガモ両種の特徴が合成されてはいるが
雨覆の淡色部範囲はヒドリガモに近い、 また尾羽形状もヒドリガモ
寄りの傾向が強い

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嘴のパターンはヒドリガモ型。嘴峰に黒色部がなく先端黒色は小さめ。
嘴形状はオナガガモのスレンダーで長い嘴の影響でヒドリガモより長い。

後方に見えるのはアオサノリ養殖のための海苔網と竹竿支柱。
ヒドリガモやヨシガモ、オナガガモはしばしばこの中で採餌、外敵防御を
しているのが見られる。

wigeon-hyb2
2015年秋~2016年春に観察された個体は昨年12月にもこの付近で
観察されているが、中央尾羽は著しく長く、顔の下半分が淡色に抜けて
いて頭部は横長長方形に角張って見える。 この個体の頭部は丸みが
強く、その意味ではヒドリガモに近い。肩羽形状・軸斑もヒドリ的。
※ この個体の腹部及び尾羽は鉄分により赤褐色に染まる、いわゆる
田渋が見られる。外部要素による着色なので、個体由来と混同しないこと。

wigeon-blackthroat
2018年2月27日 堺市 ヒドリガモ雄成鳥 腮から喉の黒い個体
以前にこのような個体について触れたが、ヒドリガモを父とする雑種
子孫の影響が強く疑われる。

【関連記事】
「トモエガモ雑種の真性と偽性」
「美白・シミ抜き」

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瓢湖探訪

去る3月7日、かねてからの念願だった新潟県阿賀野市の瓢湖を訪ねた。
若いときには北海道でさえ、バイクで旅することも厭わなかったのだが、
生活費や介護に追われる時間の中で長時間留守にするのはリスクフル
でなかなか直前にならないと決められない。
スタンダード席の夜行バスは殆どがUSJの行き帰りに利用する学生さん
たちが主でおっさんはごくわずか。午前9時前に新潟駅に到着したバスを
降りて、JRの路線を探すが切符売り場の頭上には路線図があったものの、
どのホームからどこ行きの列車が出ているか、まるっきりわからず、列車
先頭の行き先表示を見て回る。
 下調べで新津まで行ってその後水原(すいばら)で下車するのは理解して
いたのだが、ホームの行き先表示に水原まで記載された説明板が見つか
らない。どうしても見つからずに駅員さんに聞くと2時間ほど列車がないと
いう。仕方なく、新津まで向かい、駅の待合室でワンマンのディーゼル車を
待つことに。 新潟からバスで瓢湖に向かうべきだったのかも。 その後
徒歩で30分ほどかかるらしい瓢湖への道のりを肉離れで痛みの残る足を
引きずって歩いたが、湖岸へは20分ほどで到着できた。

statue-swan
商店街の突き当りが瓢湖に続いていたので、そこから湖岸周遊路に
右奥の建物が売店兼休憩所兼観察舎
この建物内にはカモの写真が掲示され名前が書かれていた。
また瓢湖のハクチョウと水鳥のガイドパンフレットが300円で
販売されており、その中の写真と掲示写真は同じものでした。
トモエガモとの説明がなされていたものは、どう見ても雑種で
トモエガモ×オナガガモ雄でした。 この組み合わせの雑種は
瓢湖では比較的よく観察されるようですから、困りものです。
また、湖岸に設置されたカモ解説板には画像が添えられていた
のですが、「WILDFOWL」 Helm のHilarry Burn 図版の拡大図
でしたが著作権はクリアされているのか気になりました。

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Rホシメジロ雄成鳥冬 メジロガモ×ホシハジロ 瓢湖 3月7日

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Rホシメジロ雄成鳥冬 メジロガモ×ホシハジロ 瓢湖 3月7日

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Rホシメジロ雄成鳥冬 メジロガモ×ホシハジロ 兵庫県尼崎市 1月19日
1.頭頂に尖りが見られる頭部形状
2.瞳孔周辺が淡色で周辺部が赤い虹彩
3.ホシハジロの嘴パターンを少しぼかしてやや小型にした嘴
4.メジロガモよりやや明るい色の羽縁が黒味のある赤褐色の胸部
5.下尾筒両サイドにシナモンブラウンのスポットが見られる

今季、上にあげた新潟県瓢湖、兵庫県尼崎市、愛知県豊明市ほかでこの
雑種雄が観察されており、最近ではこの雑種がメジロガモ×アカハジロの
雑種より明らかに増加した。上記のような特徴でホシハジロ×アカハジロ
とは外観上区別できることが多い。

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3.で解説した虹彩色の特徴がよくわかる頭部拡大画像 瓢湖

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Rホシメジロ雌成鳥冬 メジロガモ×ホシハジロ  香川県2013年3月

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Rホシメジロ雌成鳥冬 メジロガモ×ホシハジロ  香川県2013年3月

ferrupochard-f
Rホシメジロ雌成鳥冬 メジロガモ×ホシハジロ 瓢湖

hybrid-Aythya-female
(左)ホシハジロ×アカハジロ雑種雌成鳥 (右)メジロガモ×ホシハジロ雑種雌成鳥
アカハジロとメジロガモでは雄の虹彩色が共に白く、雑種においても虹彩色で
違いが見られるとは考えられないが左の雑種の虹彩はあずき色、右の雑種の虹彩は
灰褐色であり、父種の相違が原因だろうと推測できる。
アカハジロとホシハジロの雑種は20世紀にも少ないながら観察されていたのだが、
21世紀に入ってアカハジロの減少に伴い、またメジロガモの観察数増加に伴い
両種とホシハジロの雑種が顕著に増加する傾向にあって、一時的に増加した
メジロガモ×アカハジロ雑種は以前ほど見られなくなりつつあるように感じる。

mallapin
マガモ(家禽由来)×オナガガモ雑種雄成鳥
この組み合わせ雑種はマガモが父であることが多いが、最近福島県で撮影された
画像よりオナガガモ×マガモであるオナガガモが父の組み合わせもありうる。
つまりは、この雑種もツインキャスト雑種であると考えられる。
その美しさゆえ、15年ほど前北海道にタンチョウ他の撮影に出かけた際に北大
演習林の池にいたこの雑種を探した覚えがある。
嘴の色は黄色みのある灰色で峰に黒色部のないものから、オナガガモタイプで
やや太短いものまで様々。

head-mallapin
マガモ×オナガガモ雑種雄成鳥頭部 均一な緑色光沢ではなく後頭光沢優位

wing-mallapin
翼鏡はマガモと同様広い範囲で金属光沢をもつが緑光沢
大雨覆に黄土色のオナガガモ由来のラインが見えるが途中から次列風切の
翼鏡に吸収される形、背面の状態は翼鏡と外側肩羽の黒色部以外マガモの  
影響が強い

intersex-pintail
雑種の奥にオナガガモ雌の雄化が見える

pintail
一般的なオナガガモでも光線条件により後頭部に緑色光沢が見える

pintail-pair
オナガガモペアのポートレート

intersex-wigeon
ヒドリガモ雌の雄化も見られた

flock-smew
集団でディスプレイするミコアイサの群れ

amwigeon
アメリカヒドリ雄成鳥

crowded
ひしめき合うカモの群れ

feeding
定時には餌撒きが行われる。これがカモの個体数維持を支えているのだろう。

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