をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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穴だらけの金庫番

認知症というのは困った病態であるけれど、外科的治療を必要とするわけでも
なく、障害者として認定されるわけでもない。何より家族にとっては本人が自活
する能力を日に日に失って、変貌していく様が、とてもやるせない。

父の介護に専念するというのは、母の考えでもあったし、再就職の難しい年齢
で前職を辞めたという自身の都合もあった。職業訓練では自動的にパソコンの
初歩的技能を身につける講座などが受講できたが、それに加えてITを活用して
就職率の高いコースを受験パスしたが、同室の受講生の精神的理由に起因する
突発暴力により、その後の再就職・受講を閉ざされてしまった。
以後、脳血管障害の後遺症で寝たきりの父の介護に専念することを余儀なく
されてしまったが、身動きのとれない脳血管性認知症の場合には、動きが制限
されているので、障害者とはいえ、身体の移乗介護や排泄の世話などをすれば
済んだものです。刻々に変化する病状に常にハラハラはさせられましたが、予測
のつく介護でした。
ところが、母はあちこちガタはきていますが、人並みに動けて、返答も注意して
いなければ矛盾した返答をしているとは気づきません。近所や周囲の人は大声
で母の行動を制止する私が異常と思えているような面もあります。
本人は毎日私に「認知症でもないのに、認知症にしやがって!」とわめき散らし
ますが、とにかく感覚の多くが、外界の情報を受け取る時点で狂ってしまっている
のですから、本人を責めても、何も改善しません。 しかし、悪意のある押し売り
が訪問してきたり、コンロの傍で引火性のあるものを扱うことには、その場で注意
せざるをえません。母に声を荒げる場面というのは、そのような緊急性をもった
場面でしかないのですが、本人にとっては、子が親を叱るというのが、プライドを
逆撫でするように映るらしく、日毎、行動に暴力性が強くなります。
洗濯や掃除、食事の支度をこれまで通り行ってもらうため、家計の管理も母に
委ね、通帳や現金、キャッシュカードの紛失があっても、それを見なおすことは
しませんでした。ところが、先月は2ヶ月に一度の年金収入を1ヶ月で全額使い
切ってしまい、家計管理はザル状態。家計簿はどうなっているかと見てみると
収支の欄は食い違いだらけ、金額が使用した実情通りに記載されているものは
どこにもありませんでした。それで、口座残額が底をついているのに、あと10万円
おろしてこいという始末なんです。料理はなんとも生臭い、塩辛い、甘ったるい・・・
ちょうどいい味付けは奇跡です。炊飯器はお米を保温状態で炊いてしまっても
異常に気付かず、洗濯をするのも数日に1日、前ほど汚れが落ちてません。掃除
はする度に、あれがなくなった、これがなくなったとドロボウ騒ぎ。なんでも床に
並べるので部屋の隅は埃だらけです。要するに、都合のいいことは全て自分の
手柄で、都合の悪い自分の失敗や置き忘れは私や別居している弟のせいに
してしまうわけです。
父の死後アルバイトに出るまでは、家賃減免の基準を満たし、申告により減免の
受けられる状態でしたが、父の死後の生活相談に役所に出向いた際に、教えて
もらえず、減免の基準というのもわかり易く明示されているわけでもありません。
年に一度の収入申告でみつけた担当者が連絡してきて、そのときには生活苦で
アルバイトしていたことから支給額が基準を数千円上回るので、減免は受けられず
遡っての申請もできないと言われました。母の介護をしながらのアルバイトなので
交通費は支給されず、保険もありません。実交通費を差し引けば、減免対象額に
なりますが、認めてもらえず、結局不支給決定のお手伝いを自身でした恰好で
した。臨時福祉給付金も申請後3ヶ月経っても支給されず、母の認知症からくる
暴走で被った損失は金額の8万円どころか、非常に大きなダメージでした。

朝から、家計の収入は母一人のものではなく、2人が生活していくものだと説明
したら、怒って一人で買い物にでかけ、通常の3回分の金額を一度に使ってきた
ので、今月以降も同じことの繰り返しです。アルバイト収入は全額家にいれている
ので、手元には1円もありません。母の暴走が続く限り、将来は1ヶ月も保てません。
シャンプーを買ってきたつもりで、リンスを買ってくる。もう何度同じことをしたで
しょうか?詰め替えも間違って買ってくるので家にはリンスばかり5本も並んでます。
地域包括センターで生活相談しても、デイサービスの段取りに至るのがやっとで
なんら実際問題の解決になりません。借金と金目の持ち物を処分することで何とか
しのぎましたが、来月も同じことはできません。

今月末でブログの更新を停止します。
長年、多くの方にご訪問頂いた当ブログですが、好意で譲って頂いた一眼レフの
ボディーもシャッターの寿命で3回に一度エラーが発生し、撮影できなくなるのも
時間の問題です。修理できる余裕もなく、パソコンに向かっている事自体、母には
遊んでいると映るらしく、留守中に叩き壊されそうな気配です。
そんなわけで、死活問題の毎日なので、いつかまた再開の機会があるかも知れ
ないですが、ブログの内容はそのままに、更新・新規コメントの受け入れを中止
するつもりでいます。

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アンチUD

前回のタイトルが英語で鉄錆色になった腹部というタイトル。
今回はアンチ・ユニバーサルデザインという意味合いです。
パソコンが一般に普及して急速に広まった感がある、この概念。
年齢・性別・障害の有無・国籍を超えて、誰にも操作しやすく設計されたもの
そのような意味になるかと思います。

ticket-vendor
駅が新装されて有人化後に設置された切符券売機の主画面。
タッチセンサー式なのは従来機と変わらないが・・・

実はこの券売機を初めてご覧になった方は「ありゃ、発券停止中?」と思う方が
大半で、事実、通勤の切符購入の際隣で切符を買われる方の大半がマゴマゴ
しているので、代わりに「切符を買う」のところを押してあげます。
初めてこの券売機に遭遇したとき、私も硬貨投入口が閉じていて、初期画面が
この状態なので、発券停止中だと勘違いしました。(従来機も隣に存在)
実は「お取り扱いできません」と赤字で表示されている部分には半透過状態で
入場券購入ボタンが存在するようです。それが、あたかも画面全体を支配する
かのように表示されているのが、問題なんです。
このような券売機をそのまま鈍感に放置しているのが、JRの現在を如実に示し
ているのだろうと思います。大阪環状線内で救助に入った救急隊が列車に巻き
込まれた事故、福知山線カーブ脱線事故と重大事故によって人命軽視を指摘
されて以来、それまでにも遅延・運休の多かった阪和線はほぼそれが常態化
した感があり、極めて些細な沿線異常や気象状況で遅延・運休するようになって
しまったように思います。先日の台風18号通過時も午前6時過ぎに大阪最南部
は既に晴れていたのに復旧は9時。快速が運行したのは更に半時間以上しての
ことでした。一部の路線を運行しても、接続する路線が復旧していなければ定時
運行は難しいでしょうが、逐一保安車両等で線路点検すれば通勤時間帯にこれ
ほど遅延することはないはずです。まさに鈍感がなせる業だと思います。
台風などの気象条件による運休は並行する路線にも同じことが言えるはずですが
南海本線は通常運行して振替輸送を行っていたのですから。本日の19号接近に
際しても、実情に沿った運行ではなく早々と前日に16時以降全面運休を決定する
など、公共輸送機関としての認識に乏しいものを感じます。
先般の広島市での豪雨・土砂災害に誘発されてか、実情にそぐわない過大予報
過剰防衛措置が気になります。物事はとかく、極端から極端に振れてしまうことが
あるものですが、「備えあれば憂いなし」はその程度を侮ることなく行動することに
あって、まさかの場合の責任逃れとして利用するものではないはずです。

本日は大阪市立自然史博物館で開催中のホネホネ・サミットに無理してでかけ
たら台風接近で臨時休館でした。ツイッターやホームページで事前確認して午前
中は大丈夫だろうと出かけたのに・・・JRが午後4時ごろから運休なので少なくとも
午後2時ごろまで開館しても、何の問題もなかったように思います。 警報が発令
されたからが理由でしょうが、せっかく準備された方達や現地に出かけた人がいる
ので残念です。

母の暴力がひどくなり、8万円が行方不明になった。
母の思い違いは日ごとにひどくなり、思うようにならないことは、すべて私の責任だ
と暴力を振うようになってきた。年金の振り込みは2か月に一度ですが、最初の
1ヶ月で全部使ってしまった母。特に何かを買ったわけではないが、食材を期限切れ
で無駄にしたり、どこに置いたかわからなくなった損金。それが8万円ということで、
アルバイトの収入は毎度全額家に入れているので、補てんしようがない。クレジット
カードで分割払いにしたり、知人から借金したりと金策に駆け回る毎日。
最近は共に介護していた私を、「何もせんと遊んでいた」「ええ歳して結婚もでけん」
「パソコンと遊んでばっかりで、何もよう稼がん」「出て行け」「死んでしまえ」と1日中
小突きまわしてくる始末。我慢するにも限界がある。

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日常的に盗難騒ぎ

母の状態は骨折した腕がほぼ治り、安定してきた。
ただし行動や情動が安定して安らかな状態にあるかというと、そうでない。

父の介護は本人の年金と障害年金・障害手当により一部を私の生活費に
当てることで、生計が維持できていた。ところが、父の死亡によりこれらの
支給が断たれると、一気に生活が困窮することは目に見えていたし、先の
ことを考えると年々維持費のかさむ自家用車の車検を断念、廃車する予定
だったものを、母が反対、親戚からの借金で車検を通した。
父の障害で免除されていた自動車税もかかることになれば、生活費工面の
ための夜勤アルバイトの収入も無収入の非課税から課税対象となることで
不足分の10万円を稼ぐのに、実質その6割程度しか手元に入らない計算
になってしまい、真に自身の最低限の生活費を稼ぐにはアルバイト程度の
臨時職でなく、すくなくとも正社員に準じた仕事にありつかねば無理っぽい。
かといって、1日の大半を空ける仕事では認知症の母親の面倒が見れず、
身体に障害のない認知症者を介護するのは、経済的・身体的に苦しい。

母が銀行の通帳等、貴重品を紛失することが多いので、私が管理していた
のだが、自分の通帳やカードすら持たさないのかのかという母のヒステリー
に屈して渡したら、あっさり紛失して、また盗られたと言う。
盗られたと騒いでも、決して警察に届けようとはしない。実のところ認知症と
いえ、自身の記憶力に漠然とした不安があって、盗られたことにしたいという
のが本音だろう。ところが盗られたという主張に同調せず、また置き場所を
変えて紛失したんだろうと言おうものなら、烈火の如く暴力に訴えてくる。
それほどに認知症ではないというプライドは高く、自身の不安を打ち消すべく
絶対に反論してくる。保管場所を変更した場面を押さえなければ、どこに移動
したか不明なので、当然後日見つかるまでには日数がかかる。
またも、紛失再発行の繰り返し。食材の期限管理や調理器具の収納等、
どう見てもデタラメだが本人はキチンとできているつもりだから厄介です。

成年後見人制度等を利用して、一部の購買を無効にしたりすることも可能ですが
できるだけ本人の主張に沿って、その意見を否定せずに生活するのは難しい。
障害のある認知症なら、ある程度無視しても、本人が動けないので重大な結果
を招くことは少ないですが、判断力が低下し直前の記憶が飛んでしまうような
場合はコンピュータのCPUが熱暴走した上にメインメモリに支障がある場合に
等しく、何が起きるか予想がつかない。
今朝も通帳を失くした、いきなり病院に行くから連れて行けと言ったり、昨夜は
突然愚痴をこぼしながら押入れの中身を引っ張り出して、足の踏み場もない
ほどに食卓や床一杯に私のものを広げ、全部処分すると言いだした。
時おりヒステリックに私の私物をベランダに勝手に移動したりということはあった
が、それが本や電化製品、切手に精密部品等水濡れしては困るものばかり
なので、意図的に困らせようとしているのは目に見えているが、不在時に勝手
にベランダ移動されているのは防ぎようがない。困ったもんだ。

父や母は私がいるので面倒は見れる。問題はそんなこんなで未婚のまま歳を経た
自身の今後だ。 母が親戚からした借金に再就職の職業訓練時に負った傷害
賠償の弁護士費用等、日々の生活費もままならず、趣味や交際費にかける費用
はない状態でこの先、生きていけるのか・・・、心細いとしか言いようがない。

※急に病院に連れて行けと言うので、事前に言わないと連れて行けないと断り
自力で到着できるか様子をみてみると、案の定行き過ぎて道に迷い、道を尋ね
戻ってきた。普段頻繁に往復している場所がこのような状態では、もはや状態
が進行した認知症であることに疑いはない。

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同じことができない

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壊れ方が加速する母

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