をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

翼鏡に欲求不満

カモの識別には翼鏡が重要だと言われる。

しかし、次列風切のこの金属光沢部分は光の強弱や方向で色が違う。
スズガモ属など潜水系のカモは殆どが白いことなどで識別に役立つかは?
むしろ翼の配色パターンや雨覆の色模様の方が重要だと思ったりする。

トモエガモ♂の翼鏡
トモエガモ♂成鳥移行羽の翼鏡

ところでこの翼鏡 「よくきょう」と読まず、最初「よっきょう」と読んでいました。
よく似たものに肉球があり「にくきゅう」と読んでいましたが・・・。

翼鏡:逆境・国境・作曲、激高、国旗、各戸、悪漢
肉球:欲求・卓球・白球、薄幸、
k*k*音が重なった場合最初の*が脱落してkk*の「促音(っ)」になるのが普通では?
なぜ生物の部位を示す用語がこういう読み方なのか、他にこういった例をご存じの方
がいらしたら、是非理由を教えていただきたいです。

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雌ヒドリガモのアイリング

一昨年見かけてから、気にして見るようになったヒドリガモの変化。
昨年秋も同一個体と思われる飛来があり、他の場所での観察も併せて
ヒドリガモの雌でよく見かけるアイリングなどを個人的に調べてみた。

一昨年アイリングのある個体を見た際には2件程度のヒットしかなかった
この件に関する記事がやや増え、同じ事柄に興味をもつ方がいることが
判明したので、経過報告の記事をアップすることにした。

どのような外観のヒドリガモ雌を調べたか?

1.アイリング型
アイリング型
2008年10月中旬、芦ヶ池

2.眼鏡型
眼鏡型
2008年10月中旬、芦ヶ池...ガビチョウタイプともファラオの目型とも言える

3.後頭白髪型
後頭白髪型
2008年11月中旬、但馬池-白鷺公園

4.喉白型
喉白型
2008年10月下旬、芦ヶ池

スズメ目、たとえばホオジロの雌などでも頭部部分白化が見られ頭部全体に白化が見られる
ことから、中には頭部全体が白い個体もいるものと思う。
ホオジロを引き合いに出したことからお分かりのように、この頭部部分白化は以前記事に
(「オスとメスのあいだ ~雄化を探る~」)したように性染色体W上のある遺伝子が強く関与
しているものと推測する。つまりカモ目・カモ科の各論で扱う内容ではなく、鳥類総論・・・
鳥類全般の内容として考察すべきことと考える。交雑種や雌の雄化も同様だ。
小鳥より対象物が大きく身近な存在なので、多いと考えられてはいるのだが、これらの
発現は決してカモに限って多いのではなく、見つけやすいだけだと言える。

さらにもう一点、頭部の緑色光沢の強いヒドリガモ雌を紹介しておく
頭部緑色光沢のあるヒドリガモ雌

これら他のヒドリガモ雌と少し変わった外観の個体を観察して分かったことがある。

1.飛来時よりペアになっており、しかもそのペアの相手の雄は前年の個体と同一
  である可能性が外観上極めて高い。
  少なくともヒドリガモだけでなく生殖羽に換羽するずっと以前からペア形成している
  カモは多く、時にヨシガモのように一羽の雄を6羽程度の雌が取り囲む逆ディスプレイ
  も見られることから、つがい形成はトランプのポーカーのように全て吐き出して、再度
  シャッフルするような仕組みではないと思われる。
  外見が少し変わった雌は雄にとっては魅力的に見えるのではないか?
  ただし、雄化した雌がペア形成することはなかった。

2.部分白化は加齢により広範化あるいは明瞭化する。

3.見られる緑色光沢は一過性に増強し、換羽とともに光沢が増すのではない。
上記内容を補足する5画像に続きます。

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新しい年、新しい命

遅くなりましたが、皆さん、新年明けましておめでとうございます。

年末から年明けにかけて、我がフィールドでも変化が起きた。

また、今朝常用のパソコンが起動しなくなった。朝には新機種購入?
と諦めかけたが、夜になって落ち着いて、システムの復元実行で回復。
もっとも手の焼けるOS、 Win-Meがサポート切れしているのに依然
として使用中のPCで本体はリカバリーせず10年使っている。
起動時に通常モードやセーフモード選択画面が一時的に選択できるよう
カスタマイズしていることや一日の一定時間だけずっと使用し続けている
ことなどが、一度もファイルの損失を出さなかった理由かも知れない。
単なるデータバックアップだけがファイル損失回避法ではないと思う。

さて、過去に「seven kids」で芦ヶ池のアイガモ繁殖を紹介したのだが、
昨年夏には繁殖が確認できなかった。
それが、冬季の今、しかも年明けすぐにヒナが孵ったようなのだ。
都市部の水辺では時折カイツブリなどの冬季繁殖が見られるようだが、
アイガモとはいえ、冬季の繁殖が上手くいくのか見守りたい。

5日朝のヒナ
5日朝のヒナは黒色タイプのヒナX3、通常タイプのヒナX8の計11羽。
親鳥が見られず、色違いのヒナがいたことで一時野生のカモの繁殖?と
考えたが、母ガモはすぐに一羽だけになったアイガモと察しがついた。
通常見られるはずの母ガモが見あたらない・・・危険だなと感じた。

今朝も気になってチビカモ兄弟を見にでかけた。
9羽のヒナと母ガモ
案の定、ヒナの数が9羽に減っている。

ハシブトガラスに襲われる
近くの樹上には常時ヒナを狙う2羽のハシブトガラスが見られる。
この襲撃を見る限り、2羽はこのカラスに襲われたものと考えられる。
飼育鳥でない以上、平穏なアイガモ親子にも野生の洗礼が浴びせられる。

母ガモの兄弟と母に守られるヒナ達
一般のマガモ属はじめカモのオス達は繁殖後別行動すると言われている。
しかし、カルガモやタマシギで外敵の脅威に晒されるとオス(メス)が協力して
外敵からヒナを守るのを見たことがある。(子育ての間接参加)
手前にいる、オスのアイガモは母ガモの兄弟であり、父ガモの可能性もある
カモたちなのである。

通常タイプのヒナ
通常タイプのヒナ、2006年のメス1羽、2007年のメス3羽オス4羽はこのタイプ

黒色タイプのヒナ
真っ黒クロスケの様な全身黒色タイプのヒナ、初めて見るタイプ。

カラスの継続的脅威から母ガモがどれだけヒナを守れるだろうか?
たった一日で2羽減った状況を見ると、姉ガモがヘルパー役をした前回
2007年の全数成長は驚異的繁殖率だったことが分かる。

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