をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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スクレイピング ディスプレイ

ミズナギドリ観察時の他の画像から

あなたにとって最も身近なシギ・チドリは何でしょうか?
場所によって異なりますが、イソシギ・コチドリとお答えの方は多いでしょう。
しかし、この身近なチドリでも求愛のプロセスや営巣については見た経験の
ない方も多いかも知れません。

営巣中の鳥に近づくには細心の注意を払うべきですし、接近すること自体あまり
勧められた行為ではありません。
とはいえ、そっとその仕草を観察すると鳥たちの普段目にすることのできない
いろんな事柄が見えてきます。以前にも書いた雌雄同色種の雌雄差などがそうです。
画像は離れて撮影したものを大きくトリミングしています。

kochi-m1
コチドリが裸地で座り込んでいます。抱卵でしょうか?

kochi-m2
こっち向いてOK

kochi-m3
ちょっと修正

kochi-m4
あっち向いてOK

kochi-m5
右向いてOK

koti-fem
メスがやってきました・・・そうオスは胸を地面に押し付けて産座を準備していたのです。

市内及びその周辺ではコチドリ、シロチドリ、イカルチドリ、ツバメチドリ、ケリ、コアジサシ
などが同じような礫を含む裸地で営巣します。
海辺、住宅地の空き地、山裾など近くに用水路や池があって採餌に困らない場所ならコチドリは
他種と営巣地が重なるような場所でも幅広く営巣します。
チドリ類を理解する上で入り口となる種であり、環境の違いや外観差を観察するのに適した種
だと思います。シロチドリ、イカルチドリにもスクレイピング ディスプレイは見られます。

では、そのスクレイピング ディスプレイにつづく

つづきを表示

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Coloured punch hole cloud

先週土曜日午後の画像から
大阪湾の蜃気楼を観察する余裕が今期はなかったので、河口部から真西に明石海峡大橋を
望む位置で凪いだ大阪湾を見ていた。
残念ながらヘイズの影響が少ない好条件の視界なのに午後は風がでてきてしまった。
それで逆転層の滞留が起きることなく、下位蜃気楼が見られるにとどまった。

そのとき、周囲の鳥を見ていると不意に緑色の雲が目に飛び込んできた。
高積雲に穴あき雲ができることは今までにも見たことがあり、穴あき雲がハロの出現位置を
通過すれば、内部の巻雲が色づくだろうことは、これまでにも予想していた。
朝から環水平アークや内暈が断続的に見えていたので、位置を見てみると下部ラテラルアーク
の出現位置に相当する。ただ、このような色づいた雲の起源を特定するのは意外に難しい。
現場で見た際も帰宅してシミュレーションしても、状況的には下部ラテラルアーク起源の分光
による色づきが妥当と思われたが、更に広角な画像がないので位置関係の証明は難しい。

punch hole cloud1
punch hole cloud2
punch hole cloud3
180mm lens aps-c format, 270mm equiv.
Coloured punch hole cloud in Altocumulus, presumed ice halo origine.

punch hole cloud4
300mm lens aps-c format, 450mm equiv.
強調処理して色域の分布を見てみると右側のハロでありながら、左側に出現したハロであるか
のような色域分布にも見え、水平環由来の分光としても矛盾しない状況ではある。
今回の色づきはその鮮明度から氷晶が理想的な分布をしているとは思われなかったので、その辺
がもうひとつスッキリしない原因でもあるし、このような不明瞭なハロは意外に多い。

英国のサイト「Atmospheric Optics」のOptics Picture of the Day>Galleries>
Serengeti Cap CloudにIridescent cap cloudとして彩雲に由来するずきん雲の
画像が掲載されている。
私にはこの画像の太陽との位置関係が気になるのであるが、巻雲はその氷晶が分光
することに依る色づきと雲粒を回折する異なる機序の色づきがあるために実際には
色づきの原因を明らかにすることは画像を撮影した際の焦点距離情報などがないと
かなり困難に思える。

波状高積雲の辺縁に残された穴あき雲
波状高積雲の辺縁に残された穴あき雲

穴あき雲
すぐあとで別の場所に出現した穴あき雲


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看鴎初心幸運

本日のタイトルはなにやら中国語かと思わせるようなものにしたが、
大阪湾では稀な部類に属するミツユビカモメとの接近遭遇から。

このカモメもどちらかといえば外洋性の部類に属する鳥種なので、
カモメビギナーの私がこれほど近くで遭遇したのは驚きの出来事。

ミツユビカモメ 大阪南部
ミツユビカモメ 大阪南部 3月初旬

一般に野鳥への接近はストレスをかけるという点で好ましいことではない。
野鳥の側にも警戒距離とかフライングディスタンスと呼ばれる逃避限界距離が
あって、そう簡単に接近できるものではない。
ただ、この日はこの鳥を見かけてから徐々に近づいて、最終的に手の届く距離まで
警戒動作を見せることなく、終始羽繕いなどをして、逃げる気配はなかった。
至近で最短撮影距離を割り込んだので少し下がって撮影したのち、どこか具合でも
悪いのかと手を伸ばそうとしたら、さすがに30cmほど前にチョンと飛んだ。
あとからこのカモメの接近状況をネットで調べてみると、こういうことは結構ある
らしいことが判明した。野鳥の警戒距離とは固定ではなくて周囲との関係で決まる
改めてそう認識した出来事でした。

羽繕い
何か用? そんな感じで羽繕い

左向き
左向き後ろ姿

初列内側の数枚は新羽ながら、それ以外は擦れがひどく、次列は羽軸だけに近いボロボロ。

後ろ姿
脚色は赤紫色を帯びた黒、雨覆の境界に部分的に黒いところがあるので第2回冬羽~夏羽移行中
それとも成鳥換羽中?嘴にも黒斑がポツポツ見えるのでやや若い気はするが・・・?

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