をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

夏のシマアジ

暑い夏は終わろうとしないのかと思える昨今だが、空の景色、生き物たちは
確実に秋の気配を漂わせようとしている。
今期一番のカモ飛来確認がシマアジだとは思ってもみなかった。

過去記事「シマアジ雌雄」を参考の上、ご覧いただけると有り難いです。

遠いシマアジ
ヒシの間の藻を食べているのは・・・遠いシマアジメス幼鳥

カルガモに追われて
もう少し近くなったけど・・・あーあ、カルガモに追われてしまいました

メス飛翔
結局飛んでいってしまったメス、カルガモの後を飛びます


なにやら足元でブクブクしているカモが・・・
ブクブク
頸の辺りの密なウロコ模様、ブクブクしてるアンタは幼いね

鼻ちょうちん
今度は鼻ちょうちんが膨らんでます

嘴の裏側
なんか爬虫類系の模様にも見えますね・・・アンタはどなた

ヒシとシマアジオス幼鳥
なんや、シマアジのお坊ちゃんかいな

シマアジオス幼鳥飛翔
翼上面はオスを示す灰色の雨覆

シマアジオス着水
広げた尾羽は先割で幼鳥を示しています

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医行為とその認識ギャップ

本日のY紙夕刊に医行為に関する条例改正要望の記事があった。
全国で関西の2府のみが理容店の耳掃除を医行為として禁止している。
2005年7月 厚生労働省医政局長名で通知を出しており
「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について」
この中で、検温や爪切りとともに耳掃除を医行為でないとしている背景がある。

このように在宅医療、在宅介護推進のために避けては通れない医行為とされるものの
認識は問題を抱えながら実に遅い歩みをもって変化してきた。
ただ、痰吸引や経管栄養は当初から認識だけでなく、介護職にも認めるべきだとの要望が
存在しながら、暗黙の容認、特養など一部施設の特定者に限定、介護職全般へと段階的に
容認され来年の法制化を待っている段階。
PEGと痰吸引に直接的な関連はないと思われる方も多いと思われるが、老人と痰吸引また
脳血管疾患と痰吸引との関係より更に密接な関連性を持っている。
寝たきり患者の3分の1を占めるかという脳血管疾患後遺症患者の数は死因でこそ1位の
座をいわゆるガンに譲ったが、極めて多いのが実情なのだ。
その痰吸引が医行為で一部医療者にしか実施することのできない状態で長年放置され、
現状に即した対応が採られなかったのは介護の現場よりむしろ、患者やその家族の自由度
に大きな損害を与えていたことは否定できない。 また、PEG推進とともにこのような体制
の整備を待たずに施術を続け、意図しない在宅介護を押し付けた医療者には落胆する。
医療者とは本来患者の治癒や病後の生活に貢献する立場の人間であるにもかかわらず、その
使命を忘れた利益に走ったり、薬害エイズ・製剤肝炎・アスベスト被害の事実を知りながら
知らぬふりをしてきた者も多い。

痰吸引が医行為とされている弊害は他にも存在する。
それは電気式痰吸引器が介護保険の対象でも重度身体障害の生活福祉機器にも指定されて
いないという事実だ。
医療機器であるとの範疇から介護保険から外れ、重度障害でも呼吸器障害1・3級もしくは
相当の障害者のみへの給付となっている。
何度か医師の意見書により脳血管障害でも認められる場合があるとのことで、申請だけなら
と試みたが、極めてチグハグな手続きののち5回通って却下となった。
どうせ却下なら初回の窓口でこれこれこういう疾患名でしか認可できませんと拒絶された方
がずっと親切な対応だとは思うのだが、現実はたらい回しなのだ。
一部参議院で質問されるなど、不条理であると思っている方は多いのではないだろうか。
PEG後のスキントラブル等何か問題を抱えた方が痰吸引の対象となっている場合が多いように
感じるが果たしてどうなのだろうか。
そこで在宅で痰吸引をされる方は自費購入もしくはレンタルということになる。
その辺りについてまた後日書いてみることにする。

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PEGの前と後

あまりプライベートなことを記事にするのは気が進まない。
介護を日常としている方たちにとって、それは苦痛とか喜怒哀楽とか感情的な面より
むしろそれが日々の生活そのものだから。

父が高血圧と診断されて通院しだしたのは、もうズーっと昔30年以上も前のこと。
まだ学生だった私は発売されて間なしの電子式血圧計をアルバイトして買った。
けれど父は一向に自身の血圧や健康を省みることなく、やがて脳内出血に至ってしまう。
ただ、初回は幸運なことに血腫の部位が身体動作に影響する場所でなかったために、
後遺障害を残さずに済んだ。

それから更に数年が経過して、父の生活習慣に乱れを感じるようになった頃、
またも脳内出血を起こしてしまった。 さすがに左半身不随という大きな障害を
負って初めて父は事の重大さに気づき、退院後の生活や年金、障害認定にと自ら先を
切って奔走した。 脳神経系の損傷は治らないと知りながら、このとき私は父に本気
でリハビリを頑張ったら治ると嘘をついた。申請によって入手した車椅子の背には
「最幸達成号」の大きな文字があった。 最高達成号の誤記ではない、父母二人の名
を織り込んだネーミングを見て、その意気込みの強さに圧倒されたからである。

以後、何度も卒中を繰り返したが、自身脳腫瘍の後遺障害を抱えながらのドクターや
弟の友人が早期のリハビリを担当してくれたりしたお陰で、救急入院するたびにひとつ
またひとつと緩やかに身体機能が衰えていった。この病気につきもののケイレンの再発
に対しても事前察知ができる様になり、異変やケイレンが起きた時に家族は必ず父の傍
にいて対応できた。
寝たきり状態になったのは、救急車を呼ばずに異変を感じて救急外来に駆けつけた後の
ことで、この時の医師の対応は今でも鮮明に覚えている。翌朝まで無処置だったのだ。

本日のタイトルにあるPEGとはテントを張る時に地面に突き刺す設営用の道具ペグでも
なく、ポリエチレングリコールの略称でもない。現在では主流となった胃ろうの一方法
経皮内視鏡的胃瘻造設術のことである。

新しい世紀を迎えてしばらくした頃からであったろうか、政府の医療費抑制策の一環で
長期療養病床から在宅医療推進へと舵が切られ、多くの医療保険点数が減額されるなか
従来よりさらに2000点もの増額を得た手技、それがPEGでした。
私自身は内視鏡の開発された我が国で患者に恩恵の大きい、入院期間も短くて済む手術
は喜ばしいことだと思っているし、それで財政負担が削減されるのなら尚更いい。
しかしながら、この時分から患者や家族に十分な説明もなく、ほとんど病院だけの都合
でこの手術が行われ、あるいは行われようとしたことがあるのも事実。
PEGが適応になるか否か以前にひとつハッキリ決めておいた方がいいことがある。
それは遺言状や臓器提供意思カードでもなく、人工心肺や人工経管栄養に依存せざるを
得なくなった場合の意思表示なのである。
人はだれも最悪の事態を想定して日々生活しているわけではないが、この意思決定を
していなければ残された家族は大いに悩むことになる。 そうならない前に、どの様な
状況になったら医療的処置を必要としないのかを家族に話すなり、書き留めて置くよう
にしたいものだ。
IC、インフォームドコンセントという言葉が言われるようになって久しい。しかし、
必要な情報を的確に患者・家族に伝えた上で実施される医療行為は日常的だろうか?
この辺のことを今後しばらく思いつくままに記事にして行こうと思う。

最近の悩みのひとつであったデイサービスに関しては中止、訪問入浴に振替対処して
ケアマネージャーも通所施設に所属しない別の方に変更することにした。
懸案のひとつが解決して一息ついたようだが、耳鳴りや閃輝暗点が見えるようになり
自身の体調もはかばかしくない。

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堺上空の夜光雲?

夜光雲
夜光雲・・・煙のような白い雲がそれ

8月7日大阪では平成淀川花火大会が行われ、神戸では神戸海上花火大会が行われた。
これに先立って日没後の夕空には金星、火星、土星の三つの惑星接近が見られ、更に夜光雲が・・・
この夏もっとも贅沢な夕空のひとつであったことは間違いない。

夜光雲とはNoctilucent clouds、NLCsの訳語なのだが、皆さんがお持ちの英和辞典にこの語は
存在するだろうか? ノクターンやノクトレンズからnocti=nightだろうと類推できれば容易に
想像のつく語ではある。
我々が普段目にする雲はすべて対流圏、つまり地表にもっとも近い大気層で観察できる。
場所により高低差はあるが、上空7kmからせいぜい14kmくらいまでがこの範囲に
相当し、この辺りからやや上の成層圏下部がジェット機の航行高度になる。

ところが、この夜光雲は対流圏、成層圏、中間圏、熱圏と続く大気層の外側近く、中間圏界面
に近い上空80km程度に現れ、通常は夏場の高緯度地方で観察される。
それが、昨年欧州、米国等の中緯度地域でも観察され話題となっている。

市役所の見える夜光雲
市役所の見える夜光雲

ただ、夜光雲といっても、夜間ずっと見えるのではなく、日没後しばらくの間、日が当たる
時間が長い高高度の雲が反射して白く見えるだけのこと。
黄昏白雲、黄昏青白煙、Twilight smoky cloudsなどとした方が個人的にしっくりくる。
今回この雲を見たのは初めてではない。 また、判断の根拠は上空に存在する雲の種類
その遠近関係、高低差関係を推定した上で、観察場所真上の巻雲が赤みを失っていく中で
依然として白さを失わない雲があったから。
中緯度地域の日本でなぜ見られるのかというと・・・低緯度オーロラは日本でも見られる
わけだし、昨今の温暖化やアイスランドの火山噴火も影響しているのかも・・・。

夕焼け
7月31日の夕焼け

反薄明光線
8月2日の反薄明光線

薄明光線
8月5日の幻日光柱の名残を見せる薄明光線

太陽柱、幻日光柱
上画像の少し前、画面左にはっきりしない幻日光柱、右に太陽柱が見える
幻日に光柱が伴なうことはあるが、それをこのように呼ぶかは不明。

薄明光線
8月2日の仁徳陵上空の薄明光線

薄明光線
上と同日の薄明光線発生源、日没方向

堺市役所21階展望室からの虹など7画像に続く

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