をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

募る不安要素

前回の更新後、状況は改善しないばかりか、新たな不安要素が発生。

母の症状は医者じゃないので診断するわけにいかないが、チェックリストの内容が
すべて当てはまることからレビー小体型認知症の可能性が高い。
感覚のムラが大きいので詳細を列挙しても仕方ないが、最近の行動では毎日使っている
電気掃除機が動かないと言う。で様子を見てみると、電源スイッチではなく吸い込み筒
連結解除ボタンを押して真顔で動かないと言っている。
この時にバカにしたように「それスイッチやないで!」なんていうと火に油を注ぐよう
なものなので「押してる場所が違うんちゃう?」と返事すると、「なんでこんなとこ
押したんやろ?」といった返答が返る。この様な感覚に異常を見る場合の母の表情だが
何か別人のように無表情で顔が歪んでいる。この先このようなことが増えていくのだろう
が父の介護サービスで出入りする大勢の方たちはまず気付いていない。

しばらく安定していた父の状態も訪問リハビリテーションの担当が変わったことから
派遣施設自体を変更したところ、新たな担当者は長く寝たきりの患者に施すとは思えない
高強度のリハビリ施術をしたために痛がって発熱してしまった。その後もしばらく様子を
見たが本人状態に即したリハビリにそぐわないという理由で担当変更をお願いし、やっと
最近落ち着いたところでした。
今度は定期診察でのIVHポート管理で生理食塩水でロック(ポートは点滴用ライン確保等
の目的で皮下に手術留置する人工バルブでロックとはそれを安定維持するために定期的に
薬液をポート内に注入すること)した際、ポートに生理食塩水が入らず胸筋皮下に薬液が
注入されてしまい左鎖骨下を中心に右胸から頸、上腕に及ぶ広い範囲がいわゆる青タンに
なり、発熱も伴っている。 本人の意思疎通が言葉を通してできないだけに、慎重なポート
管理を徹底してもらいたいところだが、増設の発端、器具類の適正使用についてもこれまで
多々問題があって是正してもらっているだけに、今回もミスしたならせめて本人に謝罪し
その後の対処について一言あって然るべきだとは思うが、主治医からは一言もなかった。
これまでにも、同様の処置ミスに起因する再診察を訪問看護の手配で救急部門受診し
何も言わずに追加負担してきたが、今回ばかりは度重なる病院内部処理の不手際さに唖然と
して「会計処理について聞かせてほしい。」と申し出、その判断を待っている。
国は在宅介護を中心とした高齢者施策を打ち出しながら、極力医療費増と介護不安を回避
しようとしている個々の努力をあまりに軽く見ていないだろうか。

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なんか、疲れたな

梅雨明けしたと思えば連日の酷暑、それにまた大雨。
この時期お年寄りや病人、それに幼い子供さんのいる方は脱水から来る
いろいろな予兆に気をつけてどうぞ、お身体お大事に!

さて、本日はまた久し振りに母と大喧嘩しました。
買物のついでに引き出させた現金とキャッシュカード、明細票のうち
キャッシュカードを返してもらっていないと言い出したのです。
買物から帰宅して、すぐに渡したと言っても、頑なに聞き入れないだけ
でなく、途中どうしたかだの、落して悪用されたらどうしただのと、
ありもしない推測で口汚く罵ります。
結果は買ってきたフルーツをバスケットに入れた際、何気なくその中に
母はカードも置いていました。自分は決まった場所にしか物は置かない
・・・そう言いながら、ついでの場所に置き忘れている、そのことすら
一切記憶がないのです。
大喧嘩とは書きましたが、この手のことは日常茶飯事で、ありとあらゆる
物事を忘れたり、失敗を誰かのせいにしたり(多くは私)、調味料を誤認
したり、つまりは感覚自体が誤った感覚の延長線上にあるのです。
銀行の通帳や現金紛失・再発行も幾度か経験しましたし、ガスコンロの火
を周囲に置いたティッシュやペーパータオル、リサイクルのために開いた
紙パック飲料の紙に何度引火させたことか。
とにかく私は親の言うことをよく聞く子供でしたが、母は私の言うことは
一切「お前の言うようなことは聞いてたまるか、もっとボケて困らしたる。」
と一向に聞く気配はありません。

認知症の兆候のある母ですが、大事な介護メンバーの片割れですから
頼りなくても日常の自分の始末や家事の分担は更なるボケ防止の意味も
あってこなしてもらわなければなりません。
前回の記事にも書きましたが、現在の生活費は両親の年金しかないので
結構多くの年金受給者がそうであるように、生活保護の水準を下回って
います。受給者本人の年金だけでもそうなのですから、私のような介護
のために、あるいは期せずして中年で退職した者が加わっての収入確保
の道はごく厳しいものです。退職金なんて1年もせずに底をつくし、
コロコロと変化の多い介護サービスのスケジュールに合わせたような
柔軟な職種はまず見つかりません。
5年以上も衣服は買っていないし、下着・靴下でさえも1年以上同じもの
ですから、趣味の領域のカメラやパソコン資金は向こう何年も資金調達の
見込みはありません。
一年半前に何度も説得して認知症の診察を受けさせて以来、母は医者が
一時的な介護疲れだと診断したために、更なる物忘れや感覚異常が起き
ても自分に異常はないと聞き入れなくなりました。認知症には早期の対策
が不可欠という判断が仇になったのです。

このところ報道で目にする「いじめ問題」や「冤罪事件」こんなことも
本来問題を適切に対応して隠ぺいすることがなければ起きえなかった事
だと思うのだけれど、世の中には果たすべき責任を逃れても殆ど問題視
されない方たちというのは実に多いものですね。

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