をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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メジロガモその後

前エントリー1/5の「ナベヅル単独飛来」はコメント元記事の都合に配慮して
一時非公開処理としました。
4/1 コウライアイサ渡去により復元
本文のナベヅルとは関係のないコメントばかりでしたので、コメント個々の公開
非公開が可能でしたら、その必要はないですがやむを得ずの対処です。
FC2等一部のブログでしたら秘密コメント機能があるので、第3者に知られる
ことなくコメントが可能であり、誤認・誤判断の指摘がしやすいのですがそれが
無いブログではコメント自体に配慮すべきところでしょう.
性格的にストレートな表現をしがちなので、コメントいただいた方は元記事を
許可制メンバー限定のファイル記事とされたので、それに追随した次第ですので
特にトラブル等があったわけではありません。

【やはりオスだった和歌山のコウライアイサ】
和歌山のコウライアイサは1か月間ほど特定の方のブログ画像しか閲覧できずに
いましたが、最近は大阪の方たちも場所を記載せず画像をアップし始めたようで
開翼上面画像も容易に見られるようになりました。
当初からの私の予想通り、小・中雨覆に白色部が現れはじめオス幼鳥の特徴が
明瞭となりつつあります。幼羽のどの時点から雌雄判断が可能となるかは現時点
では私自身も判断しかねますが、通例日本国内に飛来する時期には大抵雌雄判別
可能な羽衣になっているものと思います。
嘴の色、脇のウロコ模様、虹彩色から幼鳥と判断できた場合には従来から指摘の
通り雌雄判断には慎重を期すべきです。もの珍しさ本位でコウライアイサ撮影に
向かう方が大半ですので、表記も皆メスという表現になっています。
なお、一時的に非公開としたコメントのやりとりの中で外国図鑑の雨覆部分に
見える黒色区画線がオスで1本、メスで2本というやりとりがありました。
詳しい内容の表現は避けておりましたが、国内図鑑の写真では2本、外国図鑑の
イラストでは1本になっていた理由はずばり、野外観察の結果から図鑑が作成
されるのではなく、多くは標本に頼っていたりバンダーの記録写真に頼っている
事実があるからだと考えています。
飛翔中のオス翼上面画像は写真のみが確実に記録できる手段で記憶によって再現
することの難しい(かつて榎本佳樹がツミ雄成鳥の虹彩を赤く描いた実例あり)
部類の作業であると考えます。空気抵抗で羽衣が乱れてはっきり2本に見える
ものの標本や人為的に開翼した個体では1本に見えるのではないかと考えます。
しかし、雄成鳥繁殖羽の小・中雨覆は白いのでこの部分が灰色の雌成鳥・雌幼鳥
とは異なります。雄幼鳥も幼羽時点では灰色であるものの年をまたぐ頃から成鳥
パターンが見え始めるものと考えます。このような変化は他のアイサ、ヒメハジロ
やホオジロガモなども同様です。

北海道・長野のマガモXオナガガモ、東京のクビワキンクロXキンクロハジロ、
北海道のヒメハジロXホオジロガモ、新潟のメジロガモXホシハジロ それに
トモエガモXオナガガモ、香川のメジロガモXホシハジロ・・・etc
どれも近年から最近にかけて観察された稀なカモの雑種で初認後数日以内に場所
まで特定していた観察例が多い。カモ好きな私にとってそれらの観察に行く時間
的、経済的余裕がないことがどれほど残念なことか・・・
カモの雑種はメジロガモやオオホシハジロ、クビワキンクロ、コウライアイサ等
の純粋種に比べて一般的に価値が劣ると見なされがちながら、実はそれらよりも
ずっと地球上の存在羽数は少ない希少価値のあるものだと知っていただきたい。

前置きが長くなってしまいました。
2white-eyed
一時2週間ほど姿を消していたメジロガモ幼鳥が戻りました。
当初、私の一部ホシハジロの血が感じられるという判断を見事に覆して順調に
メジロガモらしい外観に変化しつつあります。
右の個体はほどなく姿を現して3日ほどでいなくなった第二のメジロガモ。
外観特徴を見るにメジロガモXアカハジロ成鳥雄エクリプスに似ることから
メジロガモXアカハジロ雄幼鳥と考えられます。

hybrid-nyroca
雑種単独の画像がこちら。 アカハジロのエクリプス・幼鳥の頭部は頭頂部に平坦部分が見られますが
嘴や頭部形状、虹彩色にその特徴が出ています。

hybrid-tufty
この雑種が確認された際に当座の判断でキンクロハジロ?とした
(撮影された方のカメラの背面液晶で拝見)
のだが、夕方自身で実物を見てその判断が揺らぎ、帰宅して撮影画像を見ると完全な誤判断でした。
右の個体はその間違えたキンクロハジロ雄幼鳥。
やはりまともなカメラ、スコープがなければ私とて単なる未熟な鳥見人に過ぎません。
更に驚いたことに後日、この雑種画像がメジロガモ出現初期に他県からの来訪者によって撮影されて
いた事実を知って愕然としました。メジロガモ再出現以来この池のカモはすべて見ていたはず・・・
だったのですが?

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ナベヅル単独飛来

hcrane-landing1

hcrane-landing2

hcrane-landing3

hcrane-landing4

hcrane-landed
昨年末12月29日の画像から 3度目(周辺飛来)のナベヅル

2005年秋5羽、2009年秋3羽に続いてこの辺では3回目の着地記録
ただ、上空通過を入れるとほぼ毎年来ているのだが、なかなか降りてはくれない
今回もこの日と翌日はここでねぐらをとったが、以降は行方不明となった。
三重県方面から来て和歌山方面に向かったのか、それとも・・・?
次の飛来は今秋、2013年と思っていたので、少し予想外のハプニングでした。

【web探鳥】

1、コバシギンザンマシコ
昨秋は早くにマヒワが多数飛来し、オオマシコ、ハギマシコもかなり飛来すると期待していたが
周辺の状況を見れば予測通りのようだ。また、京都府や広島県にギンザンマシコの飛来情報が
あってこれらの情報は日本海側との境界山地でよく見られることから、私自身は本州の日本海側に
連続する山地で記録される(気象条件等によって毎年ではなく、やや寒冷な年)ギンザンマシコは
北海道の高山帯で繁殖する国内亜種ギンザンマシコではなく、むしろコバシギンザンマシコでは?
と考えており、外見上の色味や体サイズ、嘴の大きさ、額から嘴へとつながる頭部形状にかなり
明瞭な相違が見られるように思う。(北海道では2亜種共に観察される可能性が高いが、島嶼部の
個体はコバシギンザンマシコのように思う。)
ブラキストン線といった狭い海峡を越せない亜種と日本海といった広い海を越えてくる亜種が
存在しているというのはとても興味深い。
ただ、一部の方が山階鳥研に問い合わせた結果捕獲して計測しなければ確かなことは言えないと
いった順当な回答を得ているらしいので真相が是非とも知りたい。

2、コウライアイサ
昨シーズンに続き、鹿児島、山口ほか近隣では和歌山県で記録されているようだ。
和歌山県の個体は単一のブログ記事でしか見られないが、メスとして掲載されている。
私自身実際の観察経験はないが、神奈川県の前例からおそらく掲載個体はオスの第1回繁殖羽へ
移行中の若い個体であると考えている。
嘴上部の黒味、背や初列の黒味、脇のウロコ模様の不完全さなどがその根拠です。

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