をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

メジロガモ渡去

この冬わが街に出現して随分と楽しませてくれた第一のカモ、メジロガモ
今朝の観察ではお目にかかれず、過去一度いなくなったことを考えると断定は
できないもののここ数日の間に渡去した可能性が高い。

第1のカモ
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メジロガモ雄幼鳥、終認時画像2月24日早朝
初認12月13日、終認2月24日(2月25・26・27日早朝は観察せず不明)
※ 早朝の観察ではこれまで2か所の採餌ポイントで必ず確認できていたため双方で
確認できなかったことから渡去としましたが、早合点だったようです。
夜明けが早くなり、人の接近を早い時間帯に察知できるようになったために早朝でも
枯蓮の中に身を潜めていたようです。今朝は導線上の岸でたき火をする若者3人がいた
のもいつもの行動が見られなかった理由かも知れません。


第2のカモ
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メジロガモXアカハジロ雑種雄幼鳥、終認時画像2月14日早朝
初認12月17日、終認2月14日 公園の池を数日で出たり入ったりしていた

第3のカモ
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当初アカハジロ雌幼鳥としていたメジロガモ雌幼鳥、終認時画像2月22日朝
初認2月13日、終認2月22日 清掃時一時飛去したものの翌日には戻り22日まで滞在

第4のカモ
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清掃で飛去したメジロガモ雌を探しに行った第1候補池に着くや見つけたアカハジロ雌成鳥
2月17日午後のごく短時間だけの観察だったので画像は少ない。翌日は見られず。

第5のカモ
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同じく清掃で飛去したカモ探索第2候補池で見つけたホシハジロ雌幼鳥に似たカモ
やや小さく初認時に波状斑はまったく見られず濃色であった。メジロガモとの雑種幼鳥か?
初認2月18日、現在継続観察中

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市内初確認

オオバンが急速に勢力圏を拡大している。
一時は都市公園であまりに人慣れしたものが多く見られたバンの姿がかすんで見える。
そのせいか、オオバンの進出でカモ類の採餌にも変化の兆しが見える。

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いなくなったカモ探索のために巡った池で見つけた水底の藻。
種類は不勉強でわからないが、ヨシガモ、オカヨシガモが好みそうだ、水透明度も高い。
案の定、ヨシガモ、オカヨシガモが多く見られ、あとはヒドリガモが多い。

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オオバン成鳥の隙を突いて藻を横取りしようと待つヨシガモ・オカヨシガモ雌成鳥

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浮上したオオバン幼鳥から藻を横取りしたオカヨシガモ雌幼鳥

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軸のついた長い藻なので、あとを着いてまわり横取りするヨシガモ雌雄成鳥

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ヨシガモ3羽の圧力に自ら藻を差し出しているように見えるオオバン幼鳥

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多数のカモがオオバンの浮上を待ち構えるのもしばしば見られた
しかし通例1~3羽程度がオオバン幼鳥をターゲットにしていることが多いようだ
成鳥のオオバンは横取りを嫌って反撃するのを大阪北部でも目撃しており、その辺が
幼鳥や若いオオバンをターゲットとする理由かも知れない

以前、豊中市の服部緑地公園でオオバンが潜水して採ってきた藻をヨシガモなどが横取り
するのを見て、我がフィールドとは随分採餌法が異なると衝撃を受けた。
なぜなら、これまで報告してきたように我がフィールドでは水面採餌ガモといえども自力
潜水して藻を採餌するのが当たり前だからです。ドングリを日常的に潜水採餌しているカモ
達ですから、藻も潜って採るのは当然です。
ところが昨年見た淀川のヒドリガモ達はおびただしい数のオオバンに寄生採餌することが
多く、同じように潜水するアカハシハジロの藻も横取りしていました。

ここ数年大阪南部や大阪城でもオオバンの数が増え、それに伴ってオオバンに寄生採餌する
文化が南部にも広まりつつあるのではないかと思う。

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残党

昨秋はクロハラアジサシが大挙して飛来しアチコチで見られたのは記憶に新しい。
その一部が未だに居残っているのか、カモを見ているとクロハラアジサシに出合う
機会がこの冬は特に多い。先日も奈良の方が羽曳野市で見かけたと聞く。

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大阪南部池 2012年11月27日 第1回冬羽

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堺市北区公園池 2013年1月15日 第1回冬羽

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松原市池 2013年2月23日 成鳥冬羽

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堺市美原区池 2013年2月23日 第1回冬羽

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堺市美原区池 2013年2月23日 第1回冬羽

皆さんのお近くではクロハラアジサシをこの冬見かけませんか?

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paradoxical feeding

paradoxical feeding・・・またややこしいタイトルにしよった!
そうお感じの方もいらっしゃるだろうが、私はこのブログ初期から
カモ類の分類や採餌法などに定型的・固定的観念をあてはめることに
疑問を投げかけてきた。

過去エントリー 「色眼鏡で見る」
       「古墳のカモ7~ヨシガモ・潜水採食編」 などがそれ

今回の記事は従来報告してきた水面採餌ガモの潜水採餌ではなく逆パターンにあたる
潜水採餌ガモの水面表層採餌。

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2月10日 並んで水面採餌するメジロガモ雄幼鳥・メジロガモとアカハジロ雑種雄幼鳥
食べているのは風で散ったアキニレの実

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2月10日 ヒドリガモ雌と一緒に水面採餌

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1月25日 ヒドリガモ、カルガモ、コガモと共に水面採餌

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1月25日 ヒドリガモ雄成鳥とメジロガモ雄幼鳥の水面採餌

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1月27日早朝 メジロガモ雄幼鳥、嘴の隙間にアキニレの実が見える

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1月27日早朝 水面採餌直後のキンクロハジロ雄幼鳥、同じく嘴にアキニレの実
手前のカイツブリ同様、通例ここは潜水して小魚を採餌する場所

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1月27日早朝 ホシハジロ、キンクロハジロも水面採餌、点々と見えるのがアキニレの実
以上3画像の潜水採餌ガモの尾羽の状態を見てほしい
水面に接しておらず、いわゆる舟型をしているのがお分かりになるだろう。
潜水採餌ガモは潜水艦形、水面採餌ガモは舟形のシルエットというのは一面に過ぎない

続きでアカハジロ雌幼鳥?の水面系採餌

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レンジャクが導いたメジロガモ雌幼鳥

※ このカモについては記事作成時点ではやや小ぶりながらもアカハジロ雌が妥当と
判断しておりましたが、過去のアカハジロ雌雄、メジロガモ及びその雑種を比較検討
した結果、アカハジロXメジロガモの雑種雌幼鳥とするほうが合理的と考えます。
またメジロガモ雌幼鳥の誤認の可能性を示唆する情報も伝わっていますので判定留保。
このカモは2月17日午前8時45分頃、池清掃により飛去したため継続観察は困難
と考えられますが幼羽が多く残った時点での種判断は現在の自分には力量不足の面が
あり、純粋なアカハジロ雌と思って撮影された方には申し訳なく思います

側頭部から後頭部にかけて見られる段差や腋羽の形状からメジロガモ雌幼鳥と判断
2月25日にアカハジロ雌幼鳥をメジロガモ雌幼鳥にタイトル変更、断定はしない


今期のカモは数がそれほど多くないので、大きな期待はしていなかったが・・・
アメリカヒドリのエクリプスに始まって、スズガモ属の迷鳥ラッシュといった感じ。
昨日のこと、マイフィールドの池でカモ観察をしていたら聞き覚えのある鳴き声が
池上空を横切る。もしかしてヒレンジャクと池畔のクロガネモチを見ると60羽程の
レンジャクがとまった。足早にそちらへ向かうと犬を連れた散歩の方が通りかかり
一枚のシャッターも押せず、すぐ飛び去った。
用事を済ませてレンジャクの飛び去った方向にある池付近を探そうとして水位の
下がったいつもは観察していない池に向かうと・・・何かのカモがいる。
逆光でよく見えないが、下尾筒が白い・・・

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何カモ? と思って撮ったファーストショットがこれ。 幼羽残存が目立つ。

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顔をあげないかとドキドキして待つと虹彩は暗褐色、嘴は太い。アカハジロ雌幼鳥?
メジロガモ雌幼鳥?

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順光条件で撮れたのがこちら。 嘴基部に不明瞭な淡褐色部がありどうやら
アカハジロの雌メジロガモ雌幼鳥というのが現実味を帯びる
嘴基部の淡褐色部はスズガモ属ならばありうる特徴でメジロガモにも存在する

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腋羽は白く、頭部の暗褐色部はところどころわずかに緑味光沢を帯びる
緑色光沢は暗色の体羽をもつ鳥ではしばしば観察される金属光沢でもある

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嘴下面基部(腮)に小さいながらも白斑。ただし、スズガモ属の多くにこの白斑が
あるので、これをもってメジロガモかアカハジロとは言えない。嘴基部は若いため
肉色を呈している。

baeri-sunset
夕暮れのアカハジロ雌幼鳥メジロガモ雌幼鳥

本日も気になって観察に行ったところ、ご近所の方から次の日曜には池をさらえて
沈んだスイレンの茎やヒシの清掃をするらしいとの情報。
せっかく見つけたアカハジロ・・・日曜日には飛んでしまい今後の羽衣変化観察が
できないのが、とても残念。
メジロガモ雄幼鳥、メジロガモとアカハジロ雑種雄幼鳥、それにアカハジロ雌幼鳥
については後日詳報できればと考えています。
これとは別に大阪北部ではメジロガモ雌の観察記録もあると聞きます。
今期の大阪、恐るべし。

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