FC2ブログ

をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

ホシハジロ雑種と雄化

最近ホシハジロ雄化が見られるとの情報で出向いた水辺で雑種も発見。

hybrid-intersex
upper:: hybrid Pochard 上:雑種ホシハジロ   2017年 11月25日 大阪市
lower: intersex Pochard 下:雄化ホシハジロ  Osaka city Nov. 25th. 2017
雄化ホシハジロは背や脇が雄ほどではないものの白っぽく、胸や尾筒はほぼ黒い
虹彩は紅味のある焦げ茶色  11月27日には雄化ホシハジロが雑種に対して
求愛ディスプレイをしたのを目撃。しばしばこの2羽は隣り合わせでいる。

hybrid-pochard-tufted
hybrid Pochard (probably Pochard male X Tufted duck female) : right
右側がホシハジロとキンクロハジロ雑種雌成鳥
一見おにぎり頭状の外見からメジロガモ雌が連想されるが、虹彩色・嘴・
寸詰まり体形など複数の点でメジロガモと異なる。

hybrid-iris
hybrid's iris: brown and undertail coverts : white 雑種の虹彩は茶色、下尾筒は白

pochard-hybrid-wing
wingflap: hybrid Pochard
雑種ホシハジロの羽ばたき、翼上面パターンは両親の中間である

hybrid-pochard
with Pochard female: upper ホシハジロ雌(上)と
ホシハジロの背と脇は同じトーンであるが雑種のそれは濃淡差明瞭

hybrid-tufted
with tufted duck female: lower キンクロハジロ雌(下)と
意外にも波状斑のないキンクロハジロ雌とトーンが似ている
胸の淡色部が両親より白っぽいと感じたが、この画像で納得

詳細は後日アップ予定  more details will be soon

PageTop

オジロビタキ

カモ観察に出かけた際にオジロビタキと思われる幼鳥に遭遇した。

taiga1123osaka
暫定 ニシオジロビタキ幼鳥 大阪市

オジロビタキは単にオジロビタキと呼ばれる場合もあるが、近年ニシオジロビタキの
観察例が多いと話題となり、ヒガシオジロビタキなどとも呼ばれる別種です。
一昨年奈良の馬見丘陵公園、昨年大阪山田池公園、大泉緑地で記録があります。

taiga1218ooizumi
2016年12月18日 大泉緑地でのオジロビタキ幼鳥

taiga161212
2016年12月12日 山田池公園でのオジロビタキ幼鳥

幼鳥の場合、オジロビタキ、ニシオジロビタキともに雌雄判断はできないため
雌雄の別は不明。なおこの大阪市個体、喉から胸の広範囲にオレンジ色味が
あり、GC斑は弱め、嘴は付け根まで黒色ながら尾羽から上尾筒の黒味はやや
弱く見える上、一度きり鳴いた地鳴きはニシの鳴き声に近く聞こえた。
更に多数の詳細な観察報告を待ちたい。

嘴の黒味ではややわかりにくかったですが、他の特徴はすべてニシオジロビタキ
の特徴を有しているとのこと。自身のカメラ映像が不鮮明だったり、口径の大きい
双眼鏡では見ていなかったので第一印象を誤った様子でした。15日記。

PageTop

カワアイサ成鳥雌雄

11月3日、京都市での撮影画像から。 紀ノ川や淀川と違い川幅の狭い川でのカワアイサは近い。

カワアイサ成鳥雄夏 非繁殖羽

goosander-admale




カワアイサ成鳥雌夏 非繁殖羽

goosander-adfemale




カワアイサ成鳥雌雄 非繁殖羽   奥が雄

goosander-pair

どちらも雌外観に見えても、虹彩、冠羽、三列風切、肩羽等に明瞭な差が見られます。

文一が大阪自然史フェス来場で「フィールド図鑑 日本の野鳥」の購入者に配布する
らしいクリアファイルのカモ図鑑。解説が叶内氏だけに詳細がわからなくても首を
傾げる図版が数点。ヨシガモの雌と雄エクリプス、幼鳥っぽい。アメリカコガモ頭部と
コガモ頭部が入れ替わってません?  またも、こうして怪情報が拡散していく。
18日にクリアファイルの実物を見たところ、やはり気になっていた部分は不可解。

一方、現地で入手した「むくどり通信」11月号掲載の観察report カモの親子という
記事が目に留まった。A氏が親子の特徴から母鳥がマガモとカルガモの雑種であり
雛の頬線の存在から父鳥がカルガモだろうと推定しており、昨今マガモの繁殖が
(大抵は逸出アイガモかそれとカルガモの雑種子孫)安易にカルガモ親子として
報道される中、正しい報告がなされており嬉しくなった。 母ガモは昨夏に淀川にて
私が観察したカルガモ父とマガモ母の間に誕生した雌である可能性もある。

昨年末、同所で撮影の成鳥・幼鳥雌雄「カワアイサ・京都」
大和川での夏季カワアイサ雄「カワアイサ探索」

PageTop