をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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カモの疑問2.~変カモ(色素編)

カモの疑問ではエクリプスを含む換羽、雑種、オス化、色素異常などとそれに纏わる
推察を記事にしていこうと思っているが、いつ、どのように終わるのか分かりません。

今回は白化・白変(バフ変)を含む私感と気づいたことなどです。
いわゆる白化個体、色素が先天的あるいは後天的理由で減弱あるいは欠損した個体は
ヒトを含む生物一般に広くみられる現象です。
すみれ、例えばタチツボスミレのように完全白花をシロバナタチツボスミレ、やや紫条や距の色に
色素残存の見られるものをオトメスミレなどと品種分けしているものもある。
逆に色素が正常よりも多く鳥では黒っぽい色になるものもいるようだが、スズメで見たことが
ある程度でカモの黒化個体については知識がない。

ヒドリガモ部分白化
ヒドリガモオス幼鳥?の白いアイリング
ヒドリガモオスメス幼鳥?の白いアイリング-大阪市・鶴見緑地11月初旬
オスメス幼鳥と考えている個体だが、白いアイリングが見える。一種の部分白化だろう。

ヒドリガモエクリプス?の白いアイリング
ヒドリガモエクリプス?メスの白いアイリング-大阪市・鶴見緑地11月初旬
こちらは別個体、エクリプスだろうか?同じく白いアイリングが見える。一種の部分白化だろう。
翌年メスと判断できました。

ヒドリガモメスの白眼鏡
ヒドリガモメスの白眼鏡-芦ヶ池11月初旬
実はこのメスヒドリ(奥側)は飛来初期からペアになっており、オシャレ?な白眼鏡が気になり
他にもこういった例を探していたら、鶴見緑地のメスヒドリガモでもっと範囲の大きな部分白化
個体がいるというので行ってみたら抜けてしまっていた。
だがネットで調べる限りヒドリガモのメスには目の後方から後頭にかけて部分白化の見られる
個体が多いようなのだが、血縁関係・理由についてはよくわからない。

キンクロハジロのバフ変(白変)
希にカモでも純白のオシドリなどが観察されているようだが、完全に色素の抜けた目も赤い
アルビノは少ないようだ。それに比べてこのキンクロハジロオスのように黒色色素あるいは
褐色色素が抜けたり減弱したものは時折観察されるようだ。
キンクロハジロオスのバフ変
キンクロハジロオスのバフ変-東京不忍池11月中旬
生憎土砂降りの雨での撮影でノイジーですがご容赦を。

この色素減弱あるいは欠損個体に気づかされたことがある。
翼鏡の色は従来構造色によってのみ色づいて見えると認識していたが、色素も共存して
いないと青や緑に色づいて見えず、白く見える。
一部のカモにおいては雄性ホルモンによって特に繁殖期嘴の色素が増加する。サギの
婚姻色に準じた変化のように思える。

ヒドリガモ交雑+白変ヒドリガモ雌の雄化個体
変なヒドリガモ
変なヒドリガモ-大阪市・鶴見緑地11月中旬
今までオス化個体を見たことがないので、これをどう判断するか迷ったが・・・
ここでは例年アメリカヒドリ及びそれとヒドリガモの交雑個体が観察されている。
それらの中にはこの個体に緋色を強くした個体も見られるので、おそらくこれは
ヒドリガモXアメリカヒドリ交雑F2以降雑種の白変個体ではないだろうか?

翌年別個体で明瞭な雄化(ゆうか)個体を観察、同様変化から雄化個体に訂正。

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