をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

カモの疑問4.雑種の水面採餌ガモ ~アメリカヒドリ

今回の記事はどうまとめようか思案しましたが、説明は少なく
写真をとりあえず見比べていただくことにしましょう。


まずは純系と判断したアメリカヒドリの画像。
アメリカヒドリ 枚方市2006年2月初旬
アメリカヒドリ 枚方市2006年2月初旬
アメリカヒドリ 大阪市2007年11月初旬
アメリカヒドリ 大阪市2007年11月初旬
アメリカヒドリ 兵庫県2006年2月下旬
アメリカヒドリ 兵庫県2006年2月下旬

次に頭部のアップ画像、上とは別個体。
アメリカヒドリ 頭部 2006年2月大阪市
アメリカヒドリ 頭部 2006年2月大阪市
アメリカヒドリ・オスの外見的特徴はヒドリガモでは灰色に見える体部の殆どがブドウ色と
表現される色から褐色に見える微細な波状紋で覆われていること。
頭部には勾玉状の緑色光沢部があり額から後頭に至る薄い黄白色帯があり、頬は黒点を
散らしたようなゴマ斑が黄白色~薄い褐色の地に散在。体型・嘴はヒドリガモに酷似。
ただし嘴基部には頭部と接する部分に黒い縁取りが見られるのも特徴のひとつ。
ヒドリガモの腋羽が灰色であるのに対し本種は雌雄共に白いとされる。 実際のところ
多数が見られる本来の生息地での観察経験がないので「多分」ということになる。

アメリカヒドリ型雑種
アメリカヒドリ型雑種 2006年2月兵庫県
アメリカヒドリ型雑種 2006年2月兵庫県

中間型雑種
中間型雑種 2007年1月中旬白鷺公園
中間型雑種 2007年1月中旬白鷺公園

ヒドリガモ型雑種
ヒドリガモ型雑種 2007年3月大阪市
ヒドリガモ型雑種 2007年3月大阪市

上記雑種は体部のブドウ色が全体に及び頭部がどちらの色似かで便宜上分けたものです。

これらアメリカヒドリ系交雑種には明らかに観察場所により
多い・少ないが明瞭に分かれる。
外観上雑種の疑いが濃い個体の一群には純系アメリカヒドリ
あるいは一見してその雑種であると判断される個体の混在
が目立つ。

ヒドリガモ
ヒドリガモ 2007年12月下旬芦ヶ池
ヒドリガモ 2007年12月下旬芦ヶ池
正直言って純粋のヒドリガモというのも、良く見てみると少ないのではないか?
個体変異とか個体差もあるのだろうが、クリーム色の帯が頬にはみ出す個体や
異様にに黒斑の多い個体(頭頂、喉、胸に多い)、喉が黒い個体、クリーム色帯
のない個体や濃色・淡色の個体など千差万別でどれが一体標準なのか悩める。
ここに挙げた個体もそういう意味で典型的かどうかはわからない。

次に体部がヒドリガモ型の雑種について、つづきであと少し。

体部にブドウ色がほとんど見えない雑種にもアメリカヒドリの頭部にそっくり色の個体は
見られないものの、中間型・ヒドリガモ型が見られます。

中間型
中間型 2007年11月下旬芦ヶ池
中間型 2007年11月下旬芦ヶ池

ヒドリガモ型
ヒドリガモ型 2007年3月初旬岸和田市
ヒドリガモ型 2007年3月初旬岸和田市

その他、おそらく純系の孫世代と思われるいろいろなパターンの雑種が見られます。
ただし、これはあくまで推測で世代に関しては全くわかりません。
雑種の系統1
他の雑種の一例 2006年12月中旬大阪市
他の雑種の一例2
他の雑種の一例2 2007年3月初旬大阪市


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