をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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ミコアイサ on azure  カモの疑問.6

例年履中陵に飛来するミコアイサ。
今年は他のカモと共に順調に飛来したが、周辺部の工事や
松の剪定作業で柵内にヒトが入ったので周辺大古墳に分散。
おかげで柵が低く、近くで観察できるニサンザイ古墳でじっくり
見ることができた。  更に近くで観察できる可能性のあった
御廟山古墳の墳丘は大規模な樹木伐採があり、カモは少数。

鳥を見る場合、年齢・性はかなり重要だと思えるが、大抵は
図鑑の典型的オス・メスの写真に当てはめて無理矢理二択
で判断する方が多いのには驚かされる。珍鳥を追いかけて
いる方がアヒルとガチョウの区別ができていなかったり、公式
な調査のガンカモ調査でも疑問を抱くものがあったり、とかく
どこでも見られて、大形で、鳥観察の初歩と思われてもいる
カモでさえ雌雄の判別・年齢構成を判断できる方は少ない。

かく言う自分も独学で勉強中であり、外国の文献や論文に触れ
る機会のない人間だけに観察から導いた結果が大きく外れて
いるやも知れない。その節は厳しくご指摘いただける方が居られ
たら幸せです。それではミコアイサの雌雄判別編です。

ミコアイサ・メス

大きくトリミングして良い画像ではありませんが、メス画像。
目先はハッキリ黒く、周囲の褐色部と明らかな境界がある。
頬から頸部にかけての褐色/白色部の境界がぼやけており、
背と側面の灰色のトーンに大きな差がない。

オス正面

3年目程度のオス正面。一部やや薄い褐色の残存が見られるがほぼ白黒。

オス側面

オス側面、この角度では完全に白黒に見える。

第一回繁殖羽?頭部

今回示しておきたかったのは第一回繁殖羽(第一回夏羽)に相当する現在の
オスの羽衣。ホオジロガモ・メジロガモの換羽状況から判断して、昨年夏に誕生した
ミコアイサのオスは現在でもメスに似た羽衣だと思っている。目先は黒くない。

オス若側面

背や側面の灰色の羽衣に褐色が混じる。ただ羽縁がハッキリしないので幼鳥羽の
判断が難しい。

立ち泳ぎするオス若

この個体は足に何かが絡まっているのか長く立ち泳ぎをした。

のびをするオス若

嘴裏側先端に白斑が見えるが、全てのミコアイサがそうなのか分からない

はばたきするオス若

「BIRDER 」2008年1月号で海ガモ類3としてミコアイサの解説があるが、決定的な
エクリプス/メスの識別点はわずかな翼パターンの違い、頭部の色、背の色の違い
でどれも微妙な違いと言えなくもない。上記個体の翼パターンはオスのものであった
と飛翔画像から判断しているが、エクリプスの経時変化の詳細画像が見たいものだ。
部分的にエクリプス画像は撮影しているが、同一個体の変化ではないし、 今回の
タイトルの水面色に合わないのでアップしないでおく。

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