をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

スミレ交雑種2.ハリマスミレ

記事内容を予告してから、確かめておきたいことがあった。
それで、本日気にかかる内容を確かめに行ったら、尚更気がかりになった。

今回は解説自体ほとんどなしです。
ハリマスミレ
ハリマスミレ

ハリマスミレ
ハリマスミレ
どちらも雑な写真で申し訳ないです。最近確認に行ったら見つけられませんでした。
撮影当時の細部画像や後日の観察写真が見つかりません。

ハリマスミレと注意すべき他のすみれ
ハリマスミレと注意すべき他のすみれ

ここにはスミレの準白花であるシロガネスミレ(シロカネスミレ)などを取り上げているが、実際には
スミレの2色咲きや変わり咲きも含め、よく似た葉を持つ白花系すみれと区別する必要がある。
本来いろいろ確認できる葉・葉柄・萼・距など細部パーツと全体の雰囲気などから判断する必要
があるが、どうしても花色に判断が引きずられ易い。
おおむね他のアリアケスミレに比べて濃色で、花心から花弁先に向かって淡色化するグラデーション
をもつ花を見かけたら疑って見る価値がある。なんとなくアリアケヒメスミレは逆方向グラデーションか
更に濃色花になるような気がする。唇弁の紫条の入り方や形は判断上かなり重要と思われる。

交雑を疑って、明確な判断が出せなかった花に続きます

以前から観察会でお会いする方の撮影したアリアケスミレに気になるものがあった。

それで本日はその株の観察にと、河内長野市へ向かった。途中立ち寄った場所もすみれ多数。

濃色アリアケスミレ?
濃色アリアケスミレ?

花のアップ画像なのだが、これを見て唇弁の大きさがやや小さくバランスの良い花姿・花色から
交雑種「ハリマスミレ」ではと考えていた。
しかし、現地につくとこのパターンのすみればかりが道路脇・休耕地に多数見られた。
つまり両親であるはずの、スミレ・アリアケスミレ通常花色品がまるで見られないのです。
稔性確認のため果実を探すと見つかりました。外見上は充実果に見えます。
また道路脇、一段下りた休耕地に点々と株が多数存在し、種子散布によって広がったと
思われる分布をしていました。ただし、川や道路を大きくまたいでの分布はありません。

濃色アリアケスミレ?
道路・休耕地境界の濃色アリアケスミレ?

濃色アリアケスミレ?
休耕地の濃色アリアケスミレ?

濃色アリアケスミレ?
歩道脇の濃色アリアケスミレ?

濃色アリアケスミレ?
道路反対側、花壇脇の濃色アリアケスミレ?

最後の株の葉は三角状で他の場所のものとはやや違った。
また、この近くの車道脇にはまだ花をつけていない幅広の楕円ヘラ状葉の株が多数見られた。
どうやら「ハリマスミレ」ではなさそうだが、継続観察してみないと判断できない株だった。
園芸交配種のアリアケスミレまたは外国産アリアケスミレ濃色花が逸出、拡散したと考える
のが現在のところ濃厚な線かも知れない。

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