をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

タチツボ交雑種タチツボXナガバノタチツボ

スミレ系交雑種の途中ですが・・・
結構よく見られるナガバノタチツボスミレとの交雑種。

すみれを気にして見るようになってから、「あれ?」
と思う株を見つけて観察会で質問。
あっさり、「交雑じゃないでしょう」と却下されたすみれ。
植物観察会でのすみれ質問は多分に???

ということで以下の交雑種は「お墨付き」をもらったもの
ではありませんので、念のため。(これまで掲載分も)

タチツボスミレ
タチツボスミレ
片親のタチツボスミレ、雑種確認地(大阪南部)のもの
登山道の陽当たりのいい場所、雑種群落を挟んで、半陰地にナガバノタチツボスミレ

ナガバノタチツボスミレ
ナガバノタチツボスミレ
もう一方の親であるナガバノタチツボスミレ、大阪府内の南部・北部だけでも大きく葉形が変化する。
花期の茎葉は長くないものも多く、暗緑色~緑色と葉色の変化が多い、北部では赤斑品種も多い。
また、花の側弁には少毛~痕跡程度の毛の見られるものもある、花色も白~濃紫と変化が多い。
花弁の形状は尖らず丸くなくタチツボとニオイタチツボの中間形態、紫条も中間的。
開花初期に無茎種のような咲き方をするニオイタチツボや一部のタチツボに比べ、比較的早くに
茎途中から花柄を出して開花する。根生の葉は暗色で丸いのが普通。

タチツボスミレXナガバノタチツボスミレ
タチツボスミレXナガバノタチツボスミレ(大阪南部)
茎頂葉はやや長く、花期のあとのタチツボの茎葉に似る。小径花~大径花が同一株内に咲くこと
がしばしば観察され、距も白いことが多い。写真の小径花は丸弁傾向が見られる。

タチツボスミレXナガバノタチツボスミレ
タチツボスミレXナガバノタチツボスミレ(和歌山北部)
下部に写った500円硬貨により、かなり大きな株であることがわかるだろうか。
どこで見かけた交雑種もかなり立ち上がる傾向にあり、葉の色は明るい緑色。
背の高い株の茎頂付近に僅かな花を咲かせる様子はどことなくエゾノタチツボスミレ的。

交雑種茎頂の様子
交雑種茎頂の様子

交雑種群落
交雑種群落

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