をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

兵庫県の山ふたつ

このところスパム投稿がエスカレートしている。
どうやらイタチゴッコの状態になっているようだ・・・それなりに効果はあるようだが。

GW最終日、ETCの早朝夜間割引を使って兵庫に出かけた。
ぎりぎり割引適用される時間帯に中国自動車道を通過。
今年のすみれ観察行で西に向かえば必ず霧が路面を覆う。

第一の目的地にはコミヤマスミレの斑の変化を見に行った。
しかし初めての地、どこにあるかの情報も確証もない毎度の突撃。
朝7時から登山開始して険しい岩肌を通り過ぎ、鎖でターザンごっこ
しながらようやくの思いで下山したら、下山した登山口近くにすみれ
はありました・・・おかげで斑の変化を観察できるほどあちこち見て
回る余裕はありませんでした。
コミヤマスミレ
コミヤマスミレ

次に向かった先は更に北部の高原。
高原直下の駐車場に車を駐め、はやる気持ちを抑えて斜面を登る。
上り始めて10分、工事車両用に切り開かれた道路の境界部に鮮やかな桃色の花。
30メートルも手前からはっきりと「ここだよ!ココ!」そんな呼び声が聞こえた。
不思議に思われるかも知れないが近畿圏で絶滅危惧上位にランクされるすみれ故
見かけることが少ないすみれなのです。初めての出合いです。
初めて出合ったアケボノスミレ
初めて出合ったアケボノスミレ

その花
その花
上弁に虫食いはあるけれど・・・初めての鮮やかな花

蕾と横顔
蕾と横顔
葉は図鑑の記載通り十分には展開しておらず、花柱・距にスミレサイシン系の特徴を感じた。

葉が地上にないアケボノスミレ
葉が地上にないアケボノスミレ
葉が同時に見られない株もあった。何もないのも寂しいので手前は関係のない別の葉。

ショウジョウバカマと背比べ
ショウジョウバカマと背比べ
咲き残るオレンジ色のショウジョウバカマと背比べ

葉がよく展開していた株
葉がよく展開していた株
この日、アケボノスミレは開花初期にあたっているようだった。
まだ展開していない葉を持つ株が多い中でキジムシロの黄色をバックに晴天を謳歌する株
その他のすみれに続きます

地面に這い蹲ったニオイタチツボスミレ
地面に這い蹲ったニオイタチツボスミレ
高原を駆け抜ける風の影響か、花柄がつまってまるで無茎のニオイタチツボスミレ。
はじめてスミレ類の有茎種、無茎種という区別を聞いたとき、頭をよぎったのはこのような姿。
ここだけのハナシ、実は無茎種・・・ハナイカダみたいなすみれ、有茎種はそれ以外?と思った。

オオタチツボスミレ・ニョイスミレ
オオタチツボスミレ・ニョイスミレ
以前ここを訪れた際にも気になったが、オオタチツボスミレ・ニョイスミレが接近混生している。

オオタチツボスミレ交雑種
オオタチツボスミレ交雑種?
今回花は小形のオオタチツボスミレ、群生・葉の様子はニョイスミレという株を見た
おそらく、これが噂の・・・と言う気はしたがあまりよくは観察せずに下山した。

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