をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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梅雨明けと太陽柱

昨日は予報に反して、晴天で強い日射し、夜は熱帯夜となった。
その空を見て早くも梅雨が明けたと感じていたら、四国には梅雨明け宣言。
積乱雲が発達し、空は多量の水蒸気を含んで、上層雲が霞んで見える。

夕方の右幻日
夕方の右幻日
昨日からはっきりと雲の様子が変化した。内暈を出現させる上層雲が見られず、その他上層雲も
わずかになったことだろうか。

ところで幻日の出現する位置を太陽と同じ高度の22度離れた場所としているならいいが、時折
必ず真横、あるいは22度から変化しないと記述されていることがあるが、これはおかしい。
空を見る場合、球面(地表を覆う大気層)を遠近法に則って見ている認識を忘れてはいけない。
太陽が地平線・水平線上にある場合(高度0)幻日は真横に来るが、高度を増すにつれて仰角
と遠近法から真横より少し上方に出現する。つまり高度一定のラインは仰角が大きくなるほど
大きく弧を描くことになり、水平環が天頂環と同じ成因(光の入射・射出の面は逆)で出現する
のに弧の曲率が違うのはこのため。また高度0の場合21度50分の位置に存在する太陽との
角も高度30度では24度49分に、高度50度では32度26分に変化するようだ。

望遠でとらえた薄い右幻日
望遠でとらえた薄い右幻日
夕方の写真はカメラにもよるが色温度の関係で黄橙色味がかるので、分光色が見えにくい。
今日のように幅広い幻日は尚更、その影響を受ける。
この写真の中央部でいきなり幻日のスペクトルが途切れていることにお気づきだろうか。
大気の層(雲の層)を見る場合、仰角が大きくなればなるほど、雲と雲の隙間は認識し易く
なる。これは等間隔に並んだ鉄の檻などを真正面から見た場合が天頂方向の仰角90度
真横から見た場合を水平方向の仰角0と考えてみて貰えば理解しやすいだろうが、スリット
効果で見かけの雲の密度が変わった(途切れた部分に別の大気層が存在するから)と
考えているが、この辺の考え方は上述のとおりです。

日没前の太陽柱
日没前の太陽柱
太陽柱は寒冷地の現象、あるいは冬季に冷え込んだ場合に見られる現象と考えている方は多い。
しかし、実際には季節や観察地を問わず上層に氷でできた六角結晶の雲が存在すれば、真夏にも
出現する現象です。
なぜ真夏にも出現するか?ジェット機が航行する高度は1万メートル付近、ちょうど上層雲が存在
する辺りですが、機長のアナウンスを聞いたことのある方なら、外気温が想像できることでしょう。
また、暈現象の観察に風の有無を持ちだす方がいらっしゃいますが、地上と上層では風の状態に
大きな差があり、地上でかなりの風が吹いていても暈は出現します。上層の風が問題だと言っても
実際に観察時に上空の雲の風を感じることはできないので、どういう意味かよくわかりません。
この風について、お分かりの方がいらっしゃれば、是非ともどういう意図かお聞かせ下さい。

太陽柱日没時
太陽柱日没時
太陽が雲に一部隠れて輝きが減じると、光柱はより明瞭に見える。

没してなお
日没後の光柱
陽が完全に隠れても、なお光柱は残存して見えている。

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