をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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色眼鏡で見る

このような解説パネル、あなたもご覧になったことがあるでしょう。
同様の解説が野鳥の会のフィールドガイドにも記載されている。
解説のような傾向があるのは事実だと思う・・・しかし問題もある!
少なくとも私の観察フィールドでは矛盾にぶち当たること間違いない。
シルエット判別

潜水ガモの仲間であるミコアイサ・ヒメハジロは直接飛び立つことがあるらしい。

ヨシガモ助走飛び立ち
陸ガモであるヨシガモが助走飛び立ちをする。
短距離の移動を他のカモと競う場合、一旦飛び上がるより助走を併用する方が早い。

ミコアイサ水上姿勢
ミコアイサは潜水ガモの仲間ながら、しばしばこういった姿勢で休息する。(エクリプス)

潜水モードのハシビロ
3羽のオスのハシビロガモ。
左手前のハシビロガモは休息モード、奥2羽は潜水モード。
陸ガモの仲間もすべて潜水して採餌することがあることを以前記事にした。
潜って食べるのは、魚であったり、巻き貝であったり、ザリガニであったり、植物質であったり
実にさまざまで、カモは基本的に雑食なのである。
水上姿勢のシルエットで即断できないことが、お分かりだろうか?

地上での姿勢も陸ガモが立ち上がって周囲を警戒する様子は潜水ガモの姿勢に似る。

これまでにも記事の中で述べたことだが、観察という行為に予備知識は必要でも
予断や思いこみといった色眼鏡は極めて危険である。
見ること自体に識別や認識といった脳活動は必ずしも必要ではないが、考えながら
観察を実行することは、見えなかった世界を切り開くことになる。
澄んだ目で物事を見て、よく考える。 そんな姿勢がきっと世の中さえ変えてくれる!

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