をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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腹這いで撮る ミユビシギ

永らくのご無沙汰でした。

鳥影が少ないといわれる夏場も鳥は見ていたのですが・・・

ミユビシギ幼鳥
ミユビシギ幼鳥A

短い夏の日差しに焼かれた浜辺は過去のものとなり、磯に身を投げ出すと心地よい温もり。
少しくらい衣服が濡れても気にせずにじっとしていると、まるでわが身が大地に溶け込むよう。
腹這いになって気配を消していると、シギたちがどんどん近寄ってくる。
野鳥との距離は状況によってずいぶん違うものだと実感する(特に幼鳥)ときだ。

ミユビシギ幼鳥
ミユビシギ幼鳥B

この秋大阪湾にはミユビシギが多いのか?数箇所で見られているよう。
単にシギチの観察経験に乏しいのでそう思うだけかも知れないが、近場では初見のシギ。

ミユビシギ幼鳥3羽
ミユビシギ幼鳥3羽

意外にこのシギは波打ち際から一段高くなった乾いた砂地で採餌していた

波打ち際の2羽
波打ち際の幼鳥2羽

アオサ等の緑にミユビシギ幼鳥の白が映える

浅瀬のミユビシギ幼鳥
浅瀬のミユビシギ幼鳥

よだれを垂れているように見えるのは釣り糸。初めて近くで見たミユビシギはつり糸で傷ついていた

つり糸を取ろうとする
つり糸を取ろうとするミユビシギ幼鳥

秋に観察される鳥は幼鳥が多い。 経験不足のせいか事故に遭う鳥もまた幼鳥が多い。

オフショアのミユビシギ
波打ち際から離れたミユビシギ幼鳥

糸が絡まって数日経つのか、目に力がない。 なんとか捕獲・救護を試みたのだが・・・

【9/19追記】 残念ながら落鳥してしまいました。
気がかりで今日もお昼頃に様子を見に行った。
昨日見た際も1羽ポツンと離れていたので、なかなか見つけられず。
他のシギ類の数も少なく、しばらく辺りを見回すと・・・
水辺で何か鳥らしきものが垂直に跳ねた。絡んだ糸を取り除こうとする動きだ。
すぐに駆けつけてみると、やっぱり昨日のミユビシギ幼鳥。
2・3度跳ねたあと水面に浮かんでバタバタしている・・・水深は30cmほどなので
靴とジーンズは気にせず素手で保護に成功。
ところが既にグッタリしていて、心拍動が感じられない。
絡んだ糸を切断するために荷物の中のハサミを取り出して、保護状態を撮影。
そのとき最後の体動を感じたが、そのまま息を引き取りました。

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