をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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惨禍の記憶

新型インフルエンザについて感じたこと

一般人の私が今回のインフルエンザについて思うことを鳥や植物を見るように綴ります。

新型インフルエンザは本当に新型か・・・違う
国内の基準では法律上も従来の季節性インフルエンザと区別されているが、現状の動向を
見る限り、交差免疫を示唆する所見が多数公開されており、新型とは言えない。

厚生労働省の過去のHIV対策、C型肝炎対策、アスベスト対策等、日本の医療行政は患者
の方を向いていない。一部で強硬に新型を主張する専門家は単純に感染症の何たるかや
現場医療スタッフの混乱を理解していない。

【免疫とは】 自己と非自己を認識すること
要するに病気を引き起こす病原体(抗原)と自身の組織を区別できること。結果、抗体ができる。
または免疫系システムが作動する。

【感染とは】 病原体が体内に侵入すること
感染と発症(発病)は似て非なるもの。当初、政府が実施した機内検疫はこれを混同対処した。
いわゆる国民を安心させるパフォーマンスだったと、内部からも批判された。
この時点で遺伝子検査の予備調査、迅速な病原体検出システムは未整備だった。
少なくとも腸管出血性大腸菌O-157の惨禍を経験した堺市民には感染症の実態を正しく理解
してほしい。

【交差免疫】 本来病原体AにはA抗体、病原体BにはB抗体が1:1の関係で出現するように
理解されがちだが、実際はより適応性の広いA’抗体、B’抗体が産生される。
血中薬物濃度測定などで構造のよく似た薬剤がある程度の率で検出される例はよくある。
これは鍵と鍵穴で説明されることも多い酵素反応でも見られる、生体反応の寛容のひとつ。

ただ、この交差免疫は同じ亜型のAソ連型インフルエンザの局地的流行によるスペイン風邪
の継代免疫なのか母子の移行免疫による過去の惨禍に対する備えなのか理解不能。

【感染の地域差・世代間差】
今回予め騒がれていた鳥インフルエンザの高い病原性と新たに流行し始めた新型インフル
エンザがごちゃまぜに議論されている感があった。 なりゆきから先進国は実際の影響度
以上の過大報道を余儀なくされたのではないだろうか?
メキシコでの感染者・死亡者の報告以来、あっという間に世界中に拡大した感のある今回の
インフルエンザは季節性インフルエンザと同等かそれ以下の致死率であること。若年層中心
に特定世代に広い発症者を出すこと。都市化された大都市圏をもつ国々に発症者が多いこと。
寒冷な気候でない地域でも多くの発症者を出すなど耐湿熱特性に変化が見られること。
一般に生物はその種が存続・繁栄するための潜在能力を秘めている。都市化された地域で
よく言われるアレルギー症状や過度の衛生観念、年中エアコン・空気清浄機(機能差大)に
囲まれて生活している我々に来るべくして来たインフルエンザの変異型では?

【新型インフルエンザへの対処】
これから発生しうる未知の感染症においても基本的な対応は変わらない。
流行期には過労を避け、規則正しい生活習慣、十分な栄養を摂取し、閉鎖された空間での
集会を避けること。 学校・企業等では小分けの授業・仕事の遂行を実施し、一度に大量の
感染者を出すこから来る機能麻痺を避ける管理者判断が必要。
過去の感染症の事実から考えて、いかに強力な病原体でも人類全体が短期間に全滅する
ような事例はあり得ない。 それは彼ら病原体が生存・繁栄していくためには生きた細胞を
必要としているからに他ならない。生き残った者は免疫を獲得して生命を繋げる。

【国がとるべき対応】
現在医療従事者へのワクチン接種が始まっているが、必要量の確保・ワクチンの開発に
多大な経費がかかっている。安全を見越した対処と言えば美談だが、通常の季節性インフル
エンザのワクチンはさほど大量にも接種の義務付けもないので、同等の扱いがベター。
免疫の低下している妊婦や病人などハイリスクグループ優先の体制が望ましいと思う。
いずれにしても、既に相当数の発症者が出ていて、自然抗体の保有者も多いことから国民
全員分を準備、すべてに2回接種する必要はないと思われる。
今後発生しうるインフルエンザ多重感染による変異型の発生には最大限の注意を要する
が、今後のインフルエンザ対策用資金に温存した方が賢明な対処だろう。

どうもマスクの着用といいワクチン接種といい、財政見直しを真剣に考えている国の対応
ではないように思える。鳥や植物の世界でもそうだが、専門家と言われる方々が事実と
異なる情報を流布するこの国の、自然治癒力をおろそかに、殺菌・消毒、抗生剤依存の
医療体制をそろそろ見直してもいいのではないだろうか。
個別の技術レベルで見れば、突出した技量の持ち主も多いだけに残念です。

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