をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

マガモ属嘴の点状黒斑

いやー急に寒くなりましたね
暑がりなもので以前は布団を着るのが2月のみ、今も12月から2月までです。
そんなわけでTシャツ・短パンで何も被らず寝たもので風邪気味です。

ということで、昨日アップ予定の記事が本日にずれ込みました。

皆さんのお近くでも随分カモの姿を見る機会が増えたことでしょう。
今日はかなりの確率でオス・メスを見分ける方法を紹介しましょう。
ただし、かなり近くで観察できるか、スコープが使える方がいいでしょう。
とりあえず、最近のハシビロガモの画像を見てください。
ハシビロの換羽による年齢推定は不正確ですので若い個体=若鳥としています

ハシビロガモ雄成鳥
ハシビロガモ雄成鳥

ハシビロガモ雄若鳥
ハシビロガモ雄若鳥

ハシビロガモ雌成鳥
ハシビロガモ雌成鳥

ハシビロガモ雌若鳥
ハシビロガモ雌若鳥
どうでしょう、雌の嘴には小さな黒斑が多数見られますね!

コガモ雌雄差
コガモ雌雄差
ピクセル等倍画像のためやや画像がボンヤリしてますが嘴の黒斑差は明瞭ですね

トモエガモ雌雄差
トモエガモ雌雄差
今季、同時期の雌雄画像がまだないので昨年12月のトモエガモ画像からです

ヨシガモ雌雄差
ヨシガモ雌雄差
ヨシガモの嘴=黒いだけではわからない差が感じられませんか?

嘴による雌雄判断、絶対的とは言いませんが、翼パターンや虹彩色などと組み合わせると
かなり合理的に性別判断、年齢推定に使えそうではないですか?
黒斑が見えない種にカルガモ、ややわかりにくい種にヒドリガモなどがありますが、基本的に
マガモ属に共通の要素であることに違いはないでしょう。
なお、メスの嘴黒斑は繁殖羽期でも上嘴と下嘴の合わせ目、基部から1~2cmのところ辺り
に出やすいようです。 ただ、秋期ほど分かりやすくはなくなります。

図鑑やご自分の写した画像と比べてみてください。ハシビロガモやオカヨシガモなどは
オス幼鳥がメスとして紹介されていることも多いので、なかなか面白いですよ。

※2010年秋に再度この観点で雌雄判別したところ不一致な例が見つかりました。
成鳥雌雄の判別にはかなり有効だと思われますが、他の判別点同様、絶対的なもの
ではありません。 特に幼鳥ではホルモン産生自体が未熟という点で要注意です。

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