をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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4年目のヨシガモ・オス

この秋、例年のようにカモを見てはいるが・・・
幼鳥の判断が現実味を帯びだした時点から、これまで知っていると
勘違いしていて、実はわかっていないものが存在することに気づいた。

秋季カモの雌雄判断とメスの繁殖羽・非繁殖羽の違いがそれだ。
今日は過去の画像を遡って、今いるヨシガモの過去の姿を追う。

現在のヨシガモオス
20101106
                                        2010年11月6日撮影

20101019
                                   今季初認 2010年10月19日撮影

20100330
昨季渡去前 2010年3月30日撮影

20091028
昨季初認 2009年10月28日撮影

20090417
春季渡去前 2009年4月17日撮影

20081030
   秋季  2008年10月30日撮影

20081018
                         秋季初認 オス幼鳥(左)と 2008年10月18日撮影

20080405-f
春季渡去前正面 2008年4月5日撮影

20080405-s
                                  春季渡去前側面 2008年4月5日撮影

20071210
                                   初認年換羽中 2007年12月10日撮影

20071120
初認年換羽中 2007年11月20日撮影

20071107
初認年秋季 2007年11月7日撮影

あと一枚幼鳥画像と気づいたことなどに続きます

20081128m-juv
繁殖羽への換羽が始まったばかりのヨシガモオス幼鳥(2008年11月28日、別個体)

・マガモ属の雌雄判断の手がかりはカルガモにある(背の羽の羽縁が細く不明瞭なため暗色)
 背の羽と脇の羽の明暗コントラストがオスでは高く、ハッキリ明暗差が出る傾向

・幼羽前期は性的に未熟な段階であるため、成鳥における雌雄判別手段が不正確なことも

・幼羽であることの判断は頸~腹部、頭頂、上背などの整然としたメッシュ状の羽衣による

・幼羽~初回繁殖羽への換羽にはコガモ同様、体羽に比べ頭部羽衣の換羽進行が優位
 そのため、体羽が依然幼羽の雰囲気を残しながら頭部だけはオス外観に近づくため、
 嘴上の白斑が早期に出現したりした場合は幼鳥もしくは若齢個体と推定できる。
 面白いことにオシドリでは体羽優位の換羽が進行し、頭部の換羽は遅れる傾向にある

・以前より推定していた嘴上の白斑はやはり加齢と共に小さく、輪郭がクッキリする傾向

・三列風切の長短はエクリプスの判断に有用だが、基部の灰白色味は無関係

・エクリプスの背の羽根軸斑は単色・基部がやや淡色の濃色で羽縁は淡色の縁取りなし
 幼羽および若齢個体には淡色の羽縁があるが幅が狭い。また軸斑に淡色斑が入る傾向

・エクリプスとメスでは脇の羽に入る軸斑の∨字模様の先鋭さが違う
 メスのそれは鮮鋭さがなく∪字に見える。ただし、脇羽の上段列は除く。

・幼羽、エクリプスの三列風切は多くの場合体羽が半ば換羽した時点で一旦落ちて後に
 新たに伸長する。

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