をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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談山の秋(前編) 地上の雅

写真仲間と連れ立って極めて久しい談山神社を訪れた。
観光客の喧騒に紛れて青年の日に見た光景が蘇った。

本殿前の二人

通りのみやげ物店で買った柿の葉すしと飲み物を手に入山拝観料を払う。
到着は正午頃であったので、すぐに休憩所横で腰掛けて腹ごしらえ。

紅葉を見ながら歩いていると、巫女さんにしては派手な衣装を着たカップル
とすれ違う。数人の取り巻きを伴った彼らの行き先は本殿前の庭だった。
結婚式?親族がいない! モデル撮影会?カメラマンと思しき人は一名!
ははー、何だか時代衣装を身につけた結婚式の宣伝用写真撮影らしい。
時代衣装を着て神社で結婚式を挙げる、今時の顔立ちのモデルさんを見て
何だか、こんな結婚式もいいもんだと、脇から数枚撮らせてもらった。
人物写真をアップするなんて、極めて異例のことだけれど…。これも雅。

石垣の紅葉

紅葉は木々に彩りを与えるばかりではない。はらりと舞い落ちた石垣の上。

幹で一休み

あるものは苔むした幹にとどまってその存在を主張する。

流れの落ち葉

細い排水路の先でも寄り集まってはこんなところにもと主張する。

父の出身が京都で、祖母は生粋の京ことばを話したので京都にも
ある面で魅力は感じている。大学に通うなら京都だと思ったもの
だから。でも、洗練された感じの町並みや名所よりも奈良の自然
やひとに魅せられて、訪れる機会は奈良が圧倒的に多い。

池の落ち葉

重文、十三重塔横の池には幾層もの紅葉が折り重なって、陽が当たると
例えようのない美しい一面を見せてくれた。それぞれの落ち葉がオレは
ここに、私はここにいるんだと訴えるかのように。

空と紅葉

祓戸社の池には紅葉が映り、鯉の泳ぐ波紋に揺られて、落ちた紅葉は
空の青色とも話を交わしていた。

映る紅葉と浮かぶ紅葉

空を映し紅葉を映した水面は、泳ぐ鯉に揺られてかすかに揺れて、元いた
紅葉と話を交わす。

黄葉の前の二人

お色直し…となるのだろう。拝殿前の黄葉の下でまた若いお二人に遭遇
した。桃色のうちかけに変身した女性に対して男性は衣装替えなし。
「主役は彼女」と居合わせた観光客に言っていた。
珍しく雅な地上の世界、次回は樹上の雅をお届けする予定。
なお今回の撮影は単焦点レンズ、無補正、リサイズのみです。

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