をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

2羽の幼鳥

females
コガモ雌幼鳥(手前)とエリマキシギ雄幼鳥…推定(奥)

幼鳥の雌雄を判断するのは、成鳥の雌雄判断より難しい。特に幼羽の段階で判断するのは
多くの図鑑が幼鳥としていても雌雄判断までしていないことからも理解できる。
しかし、シギの中でもエリマキシギはオスが明らかに大きい種であることから幼鳥雌雄の
掲載もある場合が多い。
だからといって、図鑑通りの典型的幼羽に出合わないと、単独で雌雄判断する場合に一体
どちらか迷うこともあり、双方の雌雄判断についても確証が持てるとは断言できない。

エリマキシギは背羽を立てた典型的ポーズであるけれど、マントル(上背)付近を中心に
先端が濃色で先端V字状のやや羽縁の明瞭な幼羽が均一の濃さで先端U字状の第1回冬羽
に変化してきているし、コガモはほぼ幼羽の状態なのでそのまま比較するには適さないが
シギもカモもマントル付近の羽の並びや各羽に共通性の見られることが、私の幼羽で雌雄
を見分けることが可能だと思うようになった一因でした。
またカモの飛来パターンについてもコガモは短い観察の結果ではあるけれどトウネンの
秋季通過パターンと同様、成鳥が先に渡来、遅れて幼鳥が渡来するものと考えられる。
詳細についてはオス成鳥がまず渡来、遅れてメス成鳥、更に遅れて幼鳥が渡来する感じが
私にはある。トウネンの雌雄はおぼろげながら理解しているが、全く同一のパターンなのか
は不明。また、シマアジの秋季渡来はオバシギ型で成鳥の渡来はあってもかなり稀である
と感じています。

記事公開時、エリマキシギは雌幼鳥としていましたが、大きさや雌に明瞭な傾向のある
後方過眼線が見えないので雄幼鳥としタイトルも2羽の幼鳥と改めます。 2013.10.3

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