をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

クロツラ、コウノトリ相見ゆ

私が池に鳥を見に行くのはカモ観察が主目的です。
しかし、今シーズンの池は例年と違ってカワチブナの生育が悪いとかで依然として
池干しが終了せず、未だ半分程度の水量を維持している。
この池は淡水域としては珍しく環境省モニ1000シギ・チドリ登録湿地にもなって
いるので、やや時期外れながら10月末からでも10種以上のシギチを記録している。
ピーク時には万羽規模のカモ類が飛来するのに、冬季には水が抜かれるためガンカモ
調査の対象地でもない。

「鳥の国際空港」と呼ばれることがあるように、多種多様な鳥類が記録されることでも
有名で、大阪府内でのクロツラヘラサギ飛来地としては最多回数を数える。
しばらく飛来していなかったそんなクロツラヘラサギが10月末(新聞報道では10月
27日からとなっているが、26日午後より滞在中)に飛来後、時折一日二日留守な
場合もあるが、愛嬌をふりまいている。
前後して和泉市の池にコウノトリ飛来の報道があり、10月1日には4羽のコウノトリ
がこの池で記録されていることから、両種が同時に見られる可能性が高いと考えていた。

stork-fly
池上空を旋回したのち飛び去るコウノトリ。個体J0023、和泉市滞在個体と同一。
10月31日 午前11時10分頃

stork-landing
本日、岡山町方面からゆるやかに低空で侵入する大型の鳥を池尻町方向から目撃。
尼崎から鳥見に来られた方と立ち話をしている最中だったが急遽岡山町側に回り込む。
午後0時40分頃飛来、水際から離れた湿地に着地。

stork-meets-spoonbill
思い描いていた通りのクロツラヘラサギ、コウノトリが接近遭遇。
ただ、水際が後退しているので主目的のカモ同様はるか遠くにいるだけでした。
飛来時には個体J0023と思っていましたが、帰宅後足環を確認すると非装着なので
幼鳥時非装着のまま野に出た個体か野生個体の可能性があります。
ひょっとすると加古川市で記録されたものと同一個体の可能性もあります。

【11月16日追加】

twin-storks

昨日の足環なしコウノトリに続いて、本日(16日)昼前 個体J0023メス3歳飛来。
10月31日に上空飛来のみで降りなかったが、今回は足環なし個体がいたのですぐ降下。
降下後上を向いてクラッタリング。軽い挨拶のあと並んで採餌。
この日午前中は堺市西区に滞在していたのが確認されているため、諸々の事情で各所を転々
と彷徨っている様子。ここで落ち着いてくれるといいのだが・・・。

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