をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

レンジャクが導いたメジロガモ雌幼鳥

※ このカモについては記事作成時点ではやや小ぶりながらもアカハジロ雌が妥当と
判断しておりましたが、過去のアカハジロ雌雄、メジロガモ及びその雑種を比較検討
した結果、アカハジロXメジロガモの雑種雌幼鳥とするほうが合理的と考えます。
またメジロガモ雌幼鳥の誤認の可能性を示唆する情報も伝わっていますので判定留保。
このカモは2月17日午前8時45分頃、池清掃により飛去したため継続観察は困難
と考えられますが幼羽が多く残った時点での種判断は現在の自分には力量不足の面が
あり、純粋なアカハジロ雌と思って撮影された方には申し訳なく思います

側頭部から後頭部にかけて見られる段差や腋羽の形状からメジロガモ雌幼鳥と判断
2月25日にアカハジロ雌幼鳥をメジロガモ雌幼鳥にタイトル変更、断定はしない


今期のカモは数がそれほど多くないので、大きな期待はしていなかったが・・・
アメリカヒドリのエクリプスに始まって、スズガモ属の迷鳥ラッシュといった感じ。
昨日のこと、マイフィールドの池でカモ観察をしていたら聞き覚えのある鳴き声が
池上空を横切る。もしかしてヒレンジャクと池畔のクロガネモチを見ると60羽程の
レンジャクがとまった。足早にそちらへ向かうと犬を連れた散歩の方が通りかかり
一枚のシャッターも押せず、すぐ飛び去った。
用事を済ませてレンジャクの飛び去った方向にある池付近を探そうとして水位の
下がったいつもは観察していない池に向かうと・・・何かのカモがいる。
逆光でよく見えないが、下尾筒が白い・・・

baeri-sleep
何カモ? と思って撮ったファーストショットがこれ。 幼羽残存が目立つ。

baeri-wakeup
顔をあげないかとドキドキして待つと虹彩は暗褐色、嘴は太い。アカハジロ雌幼鳥?
メジロガモ雌幼鳥?

baeri-finelight
順光条件で撮れたのがこちら。 嘴基部に不明瞭な淡褐色部がありどうやら
アカハジロの雌メジロガモ雌幼鳥というのが現実味を帯びる
嘴基部の淡褐色部はスズガモ属ならばありうる特徴でメジロガモにも存在する

baeri-wingflatter
腋羽は白く、頭部の暗褐色部はところどころわずかに緑味光沢を帯びる
緑色光沢は暗色の体羽をもつ鳥ではしばしば観察される金属光沢でもある

baeri-billspot
嘴下面基部(腮)に小さいながらも白斑。ただし、スズガモ属の多くにこの白斑が
あるので、これをもってメジロガモかアカハジロとは言えない。嘴基部は若いため
肉色を呈している。

baeri-sunset
夕暮れのアカハジロ雌幼鳥メジロガモ雌幼鳥

本日も気になって観察に行ったところ、ご近所の方から次の日曜には池をさらえて
沈んだスイレンの茎やヒシの清掃をするらしいとの情報。
せっかく見つけたアカハジロ・・・日曜日には飛んでしまい今後の羽衣変化観察が
できないのが、とても残念。
メジロガモ雄幼鳥、メジロガモとアカハジロ雑種雄幼鳥、それにアカハジロ雌幼鳥
については後日詳報できればと考えています。
これとは別に大阪北部ではメジロガモ雌の観察記録もあると聞きます。
今期の大阪、恐るべし。

PageTop