をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

市内初確認

オオバンが急速に勢力圏を拡大している。
一時は都市公園であまりに人慣れしたものが多く見られたバンの姿がかすんで見える。
そのせいか、オオバンの進出でカモ類の採餌にも変化の兆しが見える。

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いなくなったカモ探索のために巡った池で見つけた水底の藻。
種類は不勉強でわからないが、ヨシガモ、オカヨシガモが好みそうだ、水透明度も高い。
案の定、ヨシガモ、オカヨシガモが多く見られ、あとはヒドリガモが多い。

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オオバン成鳥の隙を突いて藻を横取りしようと待つヨシガモ・オカヨシガモ雌成鳥

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浮上したオオバン幼鳥から藻を横取りしたオカヨシガモ雌幼鳥

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軸のついた長い藻なので、あとを着いてまわり横取りするヨシガモ雌雄成鳥

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ヨシガモ3羽の圧力に自ら藻を差し出しているように見えるオオバン幼鳥

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多数のカモがオオバンの浮上を待ち構えるのもしばしば見られた
しかし通例1~3羽程度がオオバン幼鳥をターゲットにしていることが多いようだ
成鳥のオオバンは横取りを嫌って反撃するのを大阪北部でも目撃しており、その辺が
幼鳥や若いオオバンをターゲットとする理由かも知れない

以前、豊中市の服部緑地公園でオオバンが潜水して採ってきた藻をヨシガモなどが横取り
するのを見て、我がフィールドとは随分採餌法が異なると衝撃を受けた。
なぜなら、これまで報告してきたように我がフィールドでは水面採餌ガモといえども自力
潜水して藻を採餌するのが当たり前だからです。ドングリを日常的に潜水採餌しているカモ
達ですから、藻も潜って採るのは当然です。
ところが昨年見た淀川のヒドリガモ達はおびただしい数のオオバンに寄生採餌することが
多く、同じように潜水するアカハシハジロの藻も横取りしていました。

ここ数年大阪南部や大阪城でもオオバンの数が増え、それに伴ってオオバンに寄生採餌する
文化が南部にも広まりつつあるのではないかと思う。

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