をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

懲りずにアーガメイト

父の処置に対する不安からとうとう母が体調を崩して寝込んでしまった。
どうも風邪気味だったのが悪化したようで38度少し熱があって、気道炎症もある。

本夕、またも危惧していた父のまずい処置が発覚した。
今回入院した目的は病院で誤った尿道カテーテル留置によって引き起こされた尿路
感染症の炎症を抗生剤投与で沈静化させること。
しかしながら主治医の診療計画は慢性腎不全の急性増悪治療という内容でした。
入院時には貧血と血清カリウム高値及び低アルブミンが目立った血液検査結果でした。
救急外来受診時のカリウム(以後K)は6.5mEq/l、抗生剤モダシンの投与で
炎症が沈静化するにつれてKも下がりだしたので、私は主治医に炎症に伴う白血球
放出由来の高Kであるので、すぐに正常化すると伝えました。 しかし主治医はKが
正常値近くになってカリウム吸着剤アーガメイトゼリーを1日3回経腸投与しはじめ
入院1週間後には採血結果から正常化が確認されたにも関わらず、投与中止の指示を
出したのは更に1週間近く経った、入院10日後のことでした。
カリウム吸着剤アーガメイトゼリーは一般名ポリスチレンスルホン酸カルシウムで
腸内においてカリウムイオンをカルシウムイオンと交換排泄する働きがあります。
日常的に排便は浣腸に頼っている父ですから、浣腸後腸内のゼリー成分の排出が遅滞
なく行われれば問題ないですが、病院の浣腸方法ではわずかしか排出されません。
また高マグネシウム血症対策で下剤を不使用中なので、薬剤そのものの便秘傾向に
強く注意する必要がありました。
この遅い投薬解除指示によってKは2.4mEq/lという低値まで過剰に低下して
しまい、これに対応すべくフルカリック2号を投与したのは更に数日後でまたも指示
に遅れがあった。メロペン投与の発覚した翌日のメロペンもそのまま投与され、4日
前の血液検査結果でKが4.8mEq/lと既に高値異常を示していたのに輸液には
依然としてフルカリック2号が使用された。Kが高値の場合にはフルカリック1~3
号輸液は用いないのが常識ながら、本日まで投与しようやくKN1号に変更した。
そのためまたも判断が遅れて、アーガメイトゼリーを使用しだした様子。
この一向に目的数値に到達しないKの変動要因は主治医の人為的誤判断以外ない。
何もしなければ安定しているものを未熟な判断で人為操作することに問題がある。
そもそも血清電解質は人体の恒常性維持作用によって常に狭い範囲に調節されている
ものなので、利尿剤によってKが低値傾向を示すことはあっても、誤算がなければ
高値になることはないのである。
このように、チグハグな処置内容をしておきながら、検査結果の説明はこちらから
求めなければないし、納得のいかないことを説明してもらおうとすると不服なら転院
してもらうしかないと脅しをかけてくる。 まったくストレスのたまる毎日だ。

PageTop