をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

事実と異なるカルテ

父の病院面会時の細々とした不備や看護師・医師の不手際をつらつら書き連ねても
大方の方は、なんでそんな病院にかかるんだ?ぐらいの感覚しかないでしょう。
そりゃ、潤沢な生活費や医療費が支出できる家庭ならば、そんな選択肢もアリで
しょうが、そもそも現在地に居住するようになったキッカケは父の通院利便性を
最大限に優先したからですから、長年の通院履歴やお世話になった過去の職員の方
のことも考えるとなかなかに、おいそれとは他病院に転院する気は起きません。

本日何度めかの退院予定が決まりました。この週末には退院できそうで、その後の
療養予定や投薬計画についても不備がないよう主治医にお願いしました。
先週の発熱後の採血結果及び昨日の採血結果は私の予想通り、やや血清カリウムが
低値で脱水も少し認められるような概測値、腎機能は新たなアルブミン投与で悪化
しているのが認められました。
全て採血せずとも予測できる検査結果です。この頻回の採血の意義はどこにあると
考えてのことか不明だが、問題はカルテに記されていた私と看護師の会話記録です。

前回記事で創傷治療について書きました。 擦り剥き傷が見つかったので看護師は
消毒の上デュオアクティブETを貼ったことに反対してはいません。問題はその後
浸出液の量に応じて適切な貼り替えがあれば何も言わなかったのです。翌朝傷の
具合を確認したら吸水コロイドがフィルムから漏れそうになっていたので、貼り替え
時点で手間を軽減するために、もう少し吸水能力の高いドレッシング材はないですか
と訊ね、ないなら自宅に在庫のあるモイスキンパッドを使います・・・そう告げた
上で許可の上、貼り替えたわけです。その後の管理もこちらがするというより病院の
処置を期待しましたが、初回傷洗浄後モイスキンパッドを貼っているので、貼り替え
時に既にかなり上皮化が進行しており、新たな処置は必要ありません。
それを、普段から消毒・殺菌は傷につきものと考えている病院看護師には理解不能
らしく、「息子さんに傷の具合が悪化していると伝えたのに、医師の処置は必要ない
と拒絶した。」というようにカルテに記載されていました。 これほど事実と異なる
内容が多く記載されたカルテは見たことがありません。

書き忘れたことがあった。
昨日面会時より床頭台に新品のプラスチックエプロン、プラスチックグローブ、
マスク、感染性廃棄物用ごみ箱がデンと置いてあった。 これみよがしな置き方から
多剤耐性緑膿菌かメチシリン耐性ブドウ球菌が出たんだろうと思っていたら、案の定
メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)が出たらしい。 代表的な院内感染菌だし
低い感染防御意識のこの院内では感染しても当たり前だと思う。
ただ、この菌が検出されたのが痰からか尿からか血液からか不明な上に、今回常用
した抗生剤セフタシジムは第三世代セフェム系薬剤で、これによって炎症が治癒した
ことからMRSA保菌であっても直接の病原菌でなかったことが言えるはずだ。
もし、そのことを無視してMRSAが確認されたというなら、それはおかしい。
自宅に戻って、介護サービスを受ける際、MRSA保菌ならば様々な感染防止対策
で差別的待遇を受けることが予想される。これまでにもあったが、保菌とされて何年
も訪問者のうがい、手袋着用が義務付けられたのに、細菌検査をしたら実は陰性だった
ということが何回もある。また、退院後の腸内細菌叢の復活・充実で消去することも
ある。この辺の診断は慎重に行ってもらいたいものだ。

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