をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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貧血と最近の母

父の貧血が露呈したのは春のPEGボタン(胃ろう器具)定期交換時の採血結果でした。
この時の採血データを見た私は、あまりのデータ変動に採血時血液凝固等で正確な値が
出ていないのかと思ったほどでした。 というのも一般的なコレステロールや酵素類の
生化学検査と異なり末梢血一般検査は通例EDTA2Kという抗凝固剤入りの採血管を
使用するため、撹拌が不十分だったりすると一部が血液凝固して正確な値が得られません。
また、生化学検査用採血管は逆に早く凝固させて血球成分と血清を分離する必要から
内壁や分離剤表面に凝固促進剤が使用されていることが多いです。 仮に末梢血一般用
採血管と生化学検査用採血管を勘違いして採血量を逆にしてしまった場合、中身だけを
入れ替えたら見た目は何ともないように見えますが、生化学用にはK(カリウム)が
混入しているため血清カリウム高値、凝固不完全などの不具合が出ますし、末梢血一般用
では凝固による検査不能が発生します。その様な失敗を防止するため、採血管のキャップ
は色分けされており、採血管一覧表に準じてアルファベットがラベルに記載されています。

そのPEG定期交換時の入院は3日程度なので、採血結果が特に説明されることはなかった
のですが、後日定期診察で確認採血を依頼、明らかな貧血と低アルブミンが見つかり、自宅
療養では改善しない、原因がCVポート針刺しミスに付随すると判断される浮腫の治療へと
舵を切ったのでした。このところの微熱はこの貧血に由来していると考えられ、息切れした
感じの呼吸、心拍数の増加(3階退院時10拍/分、2階退院時20拍/分以前より増加)は
心臓の負担が増大していることを裏付ける。とはいえ、エリスロポエチン投与が前回の投与
から有効になっている感じで、歯ぐきの色合いが幾分改善しているように見える。主治医の
投与量がマニュアル通り2回目に倍量、3回目に3倍量投与されていれば、今頃はかなりの
改善効果が期待できるが、どういうわけかヘモグロビン濃度に反応が見られないのに2回目
にも1回目と同量投与にとどまった・・・なぜなんでしょう?

母の認知症傾向は本人に直接指摘を入れると、火に油を注ぐような感じで激昂を招くだけに
なるので、それとなく触れるようにしている。
病院の財布盗難騒ぎもそうですが、毎日の動作が勘違いの連続で構成されているため、いくら
そのことが不自然だと言っても、自分は失敗していなくて誰か他人のせいにしてしまいます。
そのため、閉めるはずののない瞬間湯沸かし器やお風呂の元栓が勝手に閉められていると言う
ものなら、誰かがいつも勝手に入ってきて閉めると答えたり、いつも普通にできていた作業が
突然できなくなったりします。
少し前まで2槽式洗濯機を使用していましたが、ある時急に使い方が思い出せないと言いだし
洗濯が数少ない趣味の母には衝撃的な出来事でした。その後全自動洗濯機に買い替えて2か月
が経過しますが、未だに洗濯量に応じて機能を選択する使用ができません。いつも洗濯量には
関係なく最大洗濯量・標準コースしか使い方がわかりません。もう30回ほども横について
その都度使い方を教えているのですが・・・。
食材の有効期限、目的料理に使用する食材の購入、父の食事で使う点滴量の調整などありと
あらゆることがチグハグで、不経済この上ない。母は自身でも自分の動作が鈍く、勘違いして
いることに大部分気づいている。しかし、そのことを認めることは自尊心にかけてありえない
だろうと母も私も感じている。 このままでは今後長時間外出することは、これまで以上に
困難だろうことは疑いがない。

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