をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

起座呼吸顕著に

今朝の食事終了後、口腔ケア、顔などの清拭が終わって臥位にすると頻繁に強い腹式呼吸。
父は胸郭が固くなっており、普段から腹式呼吸が強く出る。ところが本日はハーハー度合いが
格段に強く、呼気時ヒューヒューという狭窄音もしばしば聞こえる。
入院中より心不全、とくに肺に水が溜まる肺水腫の影響で、このような呼吸をしていることは
その後半から顕著となって気にしていた。
自宅にはパルスオキシメーターの備えがなく、昨日の訪問リハビリ施術時の測定結果からこの
ところ酸素飽和度が低下傾向にあるのは把握していました。唇の色合いや呼吸状態から推測する
と、臥位ではからだが必要とする酸素量を供給できず、入院前から入院中期の97~99%の
正常値をかなり下回っていると考えられます。
起座呼吸とは呼吸困難が臥位で増強し,起坐位または半坐位で軽減するという状態で、
一般に左心系の機能低下,僧帽弁膜症などによる左心不全の主要徴候です。
右心系の静脈環流増加、肺血流の増加が臥位では重力の影響で顕著となり、肺コンプライアンス、
肺うっ血の減少を招き,呼吸仕事量の増大をきたします。

9月からは父の状態報告を少し控えようと考えていましたが、肺に溜まった水が呼吸に悪影響を
与えている以上、自宅での介護には限界がありそうです。現在はセミファウラー位以上の半座位
で呼吸困難が回避できており、昼食の経腸栄養摂取中です。

午前中浣腸、その後経腸栄養で昼食、午後から救急外来受診。
右胸郭および左胸郭の一部に多量の胸水貯留。滲出性・漏出性の区別は不明ながら
左肺に肺炎も認められICU入院となりました。休日なので元の病院に入院です。

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