をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

シギチの成鳥・幼鳥

父の胸水検査の結果が出た。 悪性細胞(いわゆる癌の可能性)はなし。結核性も否定。
前回よりもさらに胸水が減少し、白く見えるレントゲンの肺透過性が改善してきた。
一方で便潜血反応(免疫法)で陽性となったため、血行改善剤プレタールは中止となった。
便潜血陽性がイコール大腸がんというわけではなく、痔などの下部消化管出血を含めた他
要因でも便潜血陽性となることはあるので、あくまで善後策というところ。

この秋のシギチは当地周辺で、ジシギは明らかにハズレ。
干潟のシギチは少ないもののまずまずといった感じ。 特に定期観察干潟の昨秋がハズレ
でしたので、あまり期待しませんでしたが、昨年ほどはひどくなさそうです。
秋の鳥見は成鳥よりも幼鳥、特に新鮮な幼羽が見られたりするので、初心者には識別で
苦労する面があると思いますが、その分奥が深く、成鳥・幼鳥で渡りルートが違う、成鳥
の観察が稀ということも珍しくありません。 この辺は日本に繁殖のために飛来する夏鳥
である小鳥たちとは一線を画する部分でしょう。なぜなら繁殖後の小鳥たちにも移動時期
の差はあっても成鳥・幼鳥のどちらかだけしか見られないことはまずないからです。

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渚のトウネン幼羽 整った端正な羽は幼羽ならではの美しさ
これと同じ場所にいたトウネンの嘴がやや長くヒメハマシギに一瞬見えた。
トウネンに似た珍しいシギ、ヘラシギ等もこの時期に見られることが多い。

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トウネン幼羽(左)とキリアイ幼羽(右)

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同じ場所で見たトウネン成鳥冬羽(左)とトウネン幼羽(右)

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トウネン成鳥冬羽(左)とトウネン幼羽(右)もう一枚
これが成鳥冬羽とするとかなり換羽が早いように感じるが、見慣れた幼羽とは明白に違う
過去ここでこの時期、やはりキリアイ幼羽観察時、疑いようのないトウネン成鳥冬羽を観察
その時も遠かったが、春に観察経験のある第1回夏羽ほど近くに来ないので詳細撮影できず

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メダイチドリ幼羽、メダイの好物はどちらかというとゴカイ系なので砂地・泥地が多い

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8月末に撮影したオオメダイチドリ成鳥冬羽、こちらは礫地などでカニ等を食べることが多い

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よくメダイチドリとは脚の長さが違う、嘴の長さが違うなどと言われるが、翼帯の白も太い

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左がシロチドリ冬羽、中央がオオメダイチドリ幼羽、右奥がオオメダイチドリ成鳥冬羽
これまで飛来時期と運の関係で見ることが叶わなかったオオメダイチドリ
実物さえ見れば、どこが違うかなんて杞憂に過ぎないほど歴然とした差だった
連絡をいただいた鳥友には、成・幼見せてもらって感謝するほかない8月末でした

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