をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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ビル街どまん中のミゾゴイ

1週間ほど前からつぶやかれていた大阪ビル街緑地のミゾゴイ。
当初は場所不明で行く気がなかったが、報道されたことで朝から覗いてきました。

現地のあるお方の話では地下駐車場に迷い込み、その後地上緑地に放したところ
ミミズを採餌して居ついているとのこと。
報道ではこの春生まれの若鳥とされているようだが、体羽のホシ(白斑)は痕跡
もしくはないと表現するのが妥当で、目先の色味、脚の色味、頭頂部の黒味等から
少なくとも、今年生まれた幼鳥ではないものと思われる。報道は鵜呑みにせぬ事。
なんせ、サギの仲間ですから。 今年生まれの幼鳥でよいようです。

mizogoi131014

Japanese Night Heron
ミゾゴイ 学名:Gorsachius goisagi ゴルサキウス ゴイサギ

学名にもあるように短頸サギ…ゴイサギの仲間。 ゴイサギの幼鳥がホシゴイと
言われる白斑をもつことから、この仲間の幼鳥は成鳥にないホシ(白斑)が明瞭
なお換羽サイクル、成鳥羽到達年齢等、最近刊行された図書に詳しいようだが、
近隣図書館等にはないので不明。 何か判明次第記事追加予定。

午後記事追加…ネットで調べてみると幼鳥の風切先端黒色部は羽端まで達せず
先端部分に微細白点を伴う褐色部がはっきりとあり、今回の個体が色味その他
でやや若いものの、風切先端付近まで黒色であり、わずかに先端褐色の羽を
もつ開翼画像の写真も見られ、この事実はこれが当年幼鳥でないことの一定の
根拠となりうると判断できる。(成鳥の風切先端が全黒色になるという意味で
はありません。)
更に夕方、新たな翼上面画像が撮影掲載されたサイト画像を見てみると、初列
雨覆、初列風切先端部は成鳥同様ほぼ無斑の栗毛色、風切の褐色~黒色部は広く
先端にわずかに白色部が見えることから第2回冬羽の可能性が高い。

先日、•DISCOVER BIRDS 鳥たちの私生活、再発見! #14[ミゾゴイ]という
記事が雑誌Birder 2009年5月号に掲載されているとお教え頂きました。
大西氏のこの記事によると幼羽は翌年まで換羽せず持続するとのことで、第1回
冬羽に相当する換羽がないそうだ。
他のゴイサギの仲間から推定した外観差は見事に覆されたようで、初見の鳥を
一発で年齢識別できるほど野鳥の変化は一様でないということだ。
あらぬ疑いでご迷惑をおかけした関係者にはお詫びいたします。…11/5追記

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