をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

臨戦体勢

今年は飛来が遅かったヨシガモ、先日若い雌成鳥1羽に続いて2日後更に雌が1羽。

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この2羽のヨシガモ雌は何をしているところでしょう?
ディスプレイの反り縮みの後半姿勢やシマアジが時折とる姿勢に似ています。

falcated-diveintowater
このあと、水面はこういう状態になりました。

falcated-2fems
最初の画像の直前にとった行動です。
そう、上空を警戒しています。このあと、ドバトを追ってオオタカが接近しました。
最初の画像はオオタカの攻撃をかわすため、潜水を始める臨戦体勢をとっているのです。
既に体前部は沈んでいるため、脚を支点にひと掻きすれば、潜水が可能です。
カモを観察しだした頃に水面採餌ガモは採餌のためには潜水せず、猛禽等の攻撃から
逃避するための手段だとしか、ある飼育員さんのカモに詳しい方のページに記述されて
おらず、自身の多くの観察と食い違うことに疑問を持ったものでした。
ディスプレイの後半姿勢のように一過性のものではなく、オオタカが水面に接近する
タイミングに合わせ、何度か潜水し、そのあとオオタカが飛去するまでは雨覆が露出
採餌で見せる連続潜水と同じ、尾羽が水面に接する姿勢を続けたのち水浴び、はばたき
をしました。
多くの潜水採餌ガモは潜水の初期に尾羽を勢いよく水面に押しつけている様子を見る
ことができますが、それぞれのカモが脚のついている位置によって、潜水時の回転で
支点位置が異なること、水面採餌ガモは水没直前に翼を使用している等いろいろ相違点
が見られます。

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これが2羽のヨシガモ雌です。

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上の画像奥個体の腹面。腹部は完全に白くなく斑があるので幼鳥に見えるかもしれないが
幼鳥腹部に見られる幼羽はもっと規則正しい縦斑状に見える。

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