をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

神子秋沙

履中陵のカモは徐々に多彩になりつつある。
仁徳稜もかつての数ほどではないが、マガモの群れが見られるようになった。
これにニサンザイ古墳の濠を加えた3カ所がオシドリ、マガモ、ホシハジロ等
カモの大きな群れの見られる場所だったのですが、発掘調査、墳丘改修による
樹木の伐採でカモ類の越冬数は近年大きく数を減らしています。
天井知らずかと思えるほどに数が増えたミコアイサも付近への分散が加速して
以前ほどはピーク時の数が見られません。

この濠に渡来するミコアイサを見ていると、初期に渡来するグループは成鳥の
雄が大半で、その後、雌、幼鳥が追加渡来します。
私は十分に成幼の判断ができないでいた頃から、この辺の群れの年齢構成に
関して一定の予想をしていましたが、この時の感覚は今も同じです。
どのカモについても、最初はどこを見ればその年齢や性、個体特徴が分かるか
知らなかったのですが、現在は標識せずとも個体がある程度識別可能です。

smews
やや離れた場所で見た雄が合流したのか、エクリプス8羽を含む11羽となった。

鳥体各部位には決められた名前がつけられており、その呼び方に従わないと誤解
を招くだけでなく、鳥体そのものの理解もおぼつかない。
エクリプスと雌の識別や幼鳥との識別、それに雑種判断や雄化の知識は簡単には
勉強できなくとも、トポグラフィーと呼ばれる鳥体各部の名称は理解できるはず。
マガモ雌の雄化個体の下尾筒が白いのを尾羽の下が白いと表現したのでは、全然
違う場所を示していることになる。

昨日から見られるオオバン3羽によって、とうとう我がフィールドにもオオバン
が進出してきたかと実感し、カモ類の採餌に変化があるのか興味がある。

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