をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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池のウミアイサ

merganser
ウミアイサ雄成鳥、 堺市内の池 12月12日
冠羽が短く爆髪でないこと、胸と脇の境界側面の換羽が未完了であることなどが
図鑑写真とは異なるが、この時期の雄成鳥としては早い方ではないが標準的外観。
図鑑にある画像は換羽が完了していない個体を避けるため、2月・3月に撮影の
ものが多く、その時期の写真と11月・12月の写真を比べることに無理がある。
まだオスと判断できる状態の外観であることが救い。

merganser-skyalert
池にはカモを狙うオオタカや他の猛禽がよくハンティングに来るので、上空警戒は
怠らない。

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アイサ及びその近縁種は腹部に残る幼羽で成幼を判断するのが難しい。
完全な幼羽を見た経験がないので、腹部の幼羽判定については不明。
この個体はどう見ても雄成鳥。

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ミコアイサ雄幼鳥と並ぶウミアイサ雄成鳥
仕方のないことだが、このミコアイサが雌だと考えている方やウミアイサの雌だと
考えている方が結構いるようだ。幼鳥の雌雄判断は図鑑にさえその記述がない。

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着水直前のウミアイサ雄幼羽、 岸和田市の池 11月24日
ただ写しただけの遠いウミアイサ。幼羽であることは間違いなく、多分雄幼羽。

ウミアイサは海にいて、カワアイサは川にいる・・・多くの場合それで間違いないが、
琵琶湖などにはカワアイサが多数いるし、内陸の池にこれらのアイサが入ることがある。

【 過去のウミアイサ、ため池飛来例 】

ウミアイサ雄成鳥は奈良県の馬見丘陵公園の池で2011年1月13日に観察。
同じ池ではカワアイサの雄成鳥の観察記録もある。
また、2010年11月頃からしばらく、奈良県 水上池でウミアイサ雌幼羽の
観察記録があります。

大阪では大阪狭山市の狭山池に2005年12月から2006年1月にかけて、
ウミアイサ雄幼羽とカワアイサ雄幼羽の同時飛来記録があります。 また、
上にあげたウミアイサの雄幼羽が飛来した池には昨年、カワアイサが飛来しました。
どういうわけか普段内陸部で見られないアイサ2種が同じ池を選択するというのには
何か特定の要素があるのかも知れません。

「いけすず、いけあいさ、いけほおじろ」に関連記事があります。

※ 12月20日追記
アイサ類はその幼鳥オスがメスとして誤認されるケースが多々見られる。
個々のブログや観察施設の記録を逐一コメントして回るのは、ただ嫌がられるだけ
なので、影響の大きなカモハンドブックの画像についての私の判断を記す。
カモハンドブックのウミアイサ、カワアイサ雌画像は共に雄幼鳥であることは以前
書いた。新訂カモハンドブックでも雄若鳥と雌の画像が逆であることが、多くの
読者に誤解を招いている。雌成鳥は年明け頃から目の周囲が黒くなり、まるでパンチ
を受けたボクサーの顔面のようになる。雨覆の白色部範囲や体羽の状態、頭部の変化
を追跡していれば、この辺の矛盾に気づくと思うが、多くの場合どの画像に似ている
かという観点で判断されるため、模範となる画像が誤認であるのは許容しがたい。

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