をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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わっ、おんなじや

カモ類の完全な幼羽、完全なエクリプスは日本で繁殖している一部を除き見ることが
難しいと考えられている。しかし、幼羽においてはその換羽進行に大きな差があって
早いものはその生年中に繁殖羽に換羽、遅いものは渡去期になっても殆ど幼羽のまま
というのもいる。 いちどコガモならコガモ、マガモならマガモに絞ってその換羽の
過程を追跡観察することをお薦めする。一種についてその変化が把握できれば、あと
はよく似ているからだ。

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マガモ雄幼羽~第1回繁殖羽移行中のオス 11月11日履中陵

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ヨシガモ雄幼羽~第1回繁殖羽移行中のオス 11月28日芦ヶ池

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コガモ雄幼羽~第1回繁殖羽移行中のオス 12月22日イタスケ古墳

私は個人的に肩羽と脇羽の間に翼のたたみ方によって生じる隙間を窓と呼んでいる。
この窓周辺部は成鳥・幼鳥にかかわらず最後まで旧羽の残る部分で、窓から覗く
雨覆のパターンはしばしば雌雄・成幼の情報を垣間見せてくれる。
上記幼鳥3画像はたった3種だが他の種でも同じように幼羽の外側肩羽には特徴の
ある白斑が出現するというマガモ属に共通した外観となる。
三列風切、脇羽、尾羽・・・諸々の特徴を併せて見ると幼羽は難しくない。
アメリカヒドリとヒドリガモ、アメリカコガモとコガモその雌は図鑑だけを見ていた
頃は見分けできないと考えていたが、現在はいさえすれば発見できると思う。
しかし、いきなり見分けの困難なところから挑戦して当てずっぽうに走るより、身近
にいるカモから確実に見分けていくことが大事でしょう。

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ちっともオスらしい外観でなくとも幼羽であることが判明し、雨覆や次列のパターン
が読み取れれば、雌雄は推定可能だろうと思う。
ただ、これが9月の幼羽となると難しい?かな

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