をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

寒気団とカモの越冬域

cza-lateral
このところハロを見る機会が多い。本日午後2時半頃の天頂環。上部ラテラルアークの
成分も含んでいるようだ。 午前と午後に天頂環、その他上端接弧、幻日、太陽柱など
久しぶりに鮮やかに見えた。

この冬のカモでまず気になっているのが、カルガモの多さ。最初はごく局地的な現象?
と考えていたが、偶にしか行かない場所でも必ずといっていいほど10羽前後の群れ
が見られる。どこもカモ総数が例年ほど多くないので、際立って多く感じる。
一般にカモの種類の多い・少ないでより小形なカモの越冬域が制約を受けるだろうこと
は考えうる。つまり、食性の重複するマガモ属の競合があった場合、観察する限りやや
マガモがカルガモの上位に位置し、その次にオナガガモ・ヨシガモ・ヒドリガモ・・・
コガモといった採餌の順位関係の存在があるらしい。
そこにこの冬の北極圏上空の寒気流れ込みから、例年なら関東以北で越冬していたカモ
つまりは、カルガモ等一部のカモがより南下して近畿地方で過密状態となり、採餌順位
や耐寒性に乏しい小形種や雌・幼鳥がより南下しているとは考えられないだろうか?
カモの主たる採餌・休息は水上であるため、これが氷結すると採餌は無理だろう。
冬鳥が例年ほど多くないのは、これら雪氷要素を抜きにしては語れないのではないか。
この冬の鳥事情を見るとそう感じてしまう。
上で推測した例の一部分と関連があるのか、ヒドリガモ幼鳥が身近なところから激減し
カウントしている池の幼鳥率は1割を割り込んでしまった。この幼鳥率の激減が他所で
見られるかを我がフィールド近くで観察したところ、同じように少なかった。
ただ1ヶ所、雑種ガモの観察に出かけた場所のヒドリガモ10数羽の群れでは半分程が
幼鳥だった。皆さんのお近くではどうだろう?
第1回繁殖羽ヒドリガモの雄は雨覆が完全に白くなく、灰色がかって見える。雌の雨覆
羽縁は白く縁取られて見えず、羽縁が不明瞭です。

l-stint
本日撮影したヨーロッパトウネン成鳥冬羽。本文とは無関係です。

最近ツイッターで見たコガモの色素変異個体。信頼できる方が既にコメント済みなので
新たに言うこともないが、オシドリの雑種がいたらぜひとも見せてほしい。この辺は
過去にオシドリとマガモがつがいになって雛が云々といった新聞報道などもあったので
無理もないが、オシドリに雑種が誕生することは自然条件下ではまずないだろう。
また、今回のように他種の要素を感じない変な鳥を見つけた場合、フォトレタッチソフト
などで問題のある個所の色を変更し、または正常なカモの問題個所の色を変更すれば、
自力でシミュレーション可能だろう。
また関東方面でアカハジロが見られたようだが、これはメジロガモ要素は見えず、純粋
アカハジロ第1回繁殖羽と考えてよさそうだ。脇の白色食い込みの少なさ、頭部緑光沢、
嘴端黒色部の広さなどはこれを裏付ける。
※ 他人の画像を無断で改変し再アップロードしてはならない。
 ツイッター画像といえど、著作権は尊重しなければいけないだろう。
ツクシガモの仲間は一般的なマガモ属やスズガモ属のカモと違い、ガン類と中間的な
位置にあるカモなので繁殖羽の時期等が異なる。今頃の羽衣は非繁殖羽期に相当する
(一部換羽状態により異なるが)のでツクシガモ雄の嘴にある瘤やアカツクシガモ雄
の首にある黒いリングは不明瞭か見られない。ツイッター上の画像は推定雄。翌日追記。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。