をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

救いようのない隠し癖

一昨日、実印、現金、健康保険証がなくなったと記した。
その後、考えられる場所を探して洗濯物の引き出しから実印は見つけた。
本人は何の記憶もないので、そんなところにはない、盗られたと騒ぐばかり。
いつも、第三者が侵入して盗ったというが、常に被害妄想が優位で自分が移動
させた物の位置は皆目覚えていない。そこにない…盗られたという論理を押し
つけようとしてくる。これはある意味レビー小体型認知症とも判断できる。
本日、見つけ出してわかりやすい場所に置いていた実印をまたどこかに隠して
わからなくなったようだ。これからもこんなことは延々と続くだろう。

※レビー小体型認知症
アルツハイマー型認知症と初期時点では誤認されることもある認知症。他に
脳血管性認知症があって、複合型の場合もある。
レビー小体型認知症は幻視、妄想を特徴としたかなりはっきりとした幻覚を
伴うとされ、同時にパーキンソニズム(パーキンソン症様症状)…手足の振え、
筋固縮などが認められる。また睡眠中大きな声で寝言を言う、手足の動揺、
うつ症状、便秘、大汗をかくなどの症状が見られ、このような内容は全て
当てはまっている。これまで、母に起きた病名は的確に判断できてきた自分に
とって、この疑いだけが取り越し苦労だとは到底思えない。すでに最初の傾向
を感じてから3年が経過しているため、自発性を損ねるような言動は控えて
いるが、そろそろ拒否せず専門医の診断を受けてもらいたいと思っている。
ここ数年、父が意思疎通のための言語を発しなくなってからは独り言が顕著に
増え、最近は一人で家にいる時間の大半をボヤきや語りかけのような独り言が
占めている。

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