をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

黒耳セグロカモメ

母の調子は悪くなっても、良くはならず。
先日父の書類手続きで役所に行った際に地域包括センターに寄り
なんとか認知症の診断を受けてほしいと係員とともに頼み込んだ。
結果は現在の主治医の紹介により、臨床心理士の問診を受け、MRI
による画像診断をして結果判定するとのことで、先日は問診による
認知症テストの結果を聞いたが予想通り、かなりのロースコア。
本人はあんな難しい問題は普通の人にはできん問題や、問題が問題や
と結果にかなり不満。このところ、やはり探し物でほとんど一日が
過ぎていき、自分の思うようにならないイライラでこちらに当たり
散らす。まー、困ったもんです。こんな状態では働きにも出られず、
本人は家計の都合でお前には一銭もやらんと言いながら、親戚から
借金の連続、その金を紛失、礼金とばらまいてくれるのだから…。

昨日は雑種トモエガモの定期観察。以前にも増して警戒心が強く、
普段より1kmほども上流にいて探し出すのに苦労した。
帰りに梅田に寄り道。大阪で2店しか在庫していない野鳥の会大阪
発行の機関誌「むくどり通信3月号」を買いに行ったが、2店とも
未入荷とのこと。1月号を発刊後1ヶ月で買いに行ったら在庫切れ
でもっと早く買い求めて下さいと言われるし・・・。駅に近い紀伊
国屋は棚変更と在庫切れが多く、MARUZENジュンク堂書店に
はたくさんの1月号在庫があった。わざわざ梅田までこれを買いに
きて空振りなことは過去数度。ある意味珍鳥より手強い。

さて本日の話題。
朝は冷え込み、日中は日射しで温度が上昇した割にPM2.5の飛散
が少なかったためか明瞭な逆転層が大阪湾上に確認できた(夕方)
沿岸部まで確認に行けなかったが、今年第1号か2号の蜃気楼が
発生した可能性が高い。

やっと、タイトルにある変なセグロカモメの話題に移る。
今冬は大和川での鳥見ができていなくてやっと2度目。そのうちの
ハイライトがこれ。
black-eared-vega
右から2羽目のセグロカモメ頭部、耳羽上にコオリガモ様の黒斑がある。
これは左右対称でここに着水する前から、異様に目立っていました。
これは外部着色ではなく、頭部部分黒化と考えられますが、ヒドリガモの
頭部部分白化やスズメの黒化しか見たことがないので、最初はえーっ!と
いった感じでした。なんとなく耳の黒い犬顔にも見える。

blackeared-vega-wing1
翼パターン1、最後尾にいるのがそれ。

blackeared-vega-wing2
翼パターン2、同じく一番右で翼を広げている個体

blackeared-vega-wing3
翼パターン3、飛び立とうとしているのがそれ。
全体に翼端黒色部が少ないが、背の色、パターン共にセグロカモメの範疇内かなと思う
滞在10分ほどで水浴びして飛去したが、中・大形カモメの夏羽は頭部が白くなり、
小形カモメの夏羽の多くに頭部が黒くなる変化が見られることから、カモメ類の頭部に
ついては基本的に黒くなる要素が潜在しているのかも知れないと興味深かった。

もうひとつは全国的にはそう珍しくもない光景だが、大和川にもウナギがいる!と
再認識できたシーン。今年はウナギの稚魚が豊漁で昨年ほどウナギが高騰しない予想
だが、こんな大きなウナギを踊り食いするカワウに思わず、「贅沢やな!」と声が出た。

cormorant-eel
大和川2月25日、カワウ若鳥がウナギに悪戦苦闘

cormorant-eel2
頸回りに婚姻色の出たカワウに追われていたが、一番若いカワウが襲いかかる

cormorant-eel3
呑み込んでいる最中に他のカワウに邪魔されるため、どんどん呑み込む鳥が換わります

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最初に悪戦苦闘していたカワウのうなぎ呑み

cormorant-Seel2
他のカワウの猛追をかわし、喉から逃れようとするうなぎを呑みこんだのは意外にも
一番若い個体で、3羽の喉を経由しました。

cormorant-battle
こんな奪い合いが10分ほども続きましたが、最後は立ち泳ぎしながら一番若い個体が
川の中ほどに泳いでいき呑みこんだようでした。色々とあるものです。

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