をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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白いカモメ不在

本日はカモメ観察をご一緒頂いたTさん、ありがとうございました。
白いカモメはもっと下流の砂州に降りたらしく、不在でしたがカモメ類総数は昨日を
最大でやや上回る1300羽ほど。ユリカモメの数がカモメの数を超え優占種でした。

一方大形カモメが減少した分、モンゴルセグロカモメは少なく、2、3羽程度でした。
タイミルについては明日報告することにして、本日の画像を2枚。

mongorian-0412
本日観察したモンゴルセグロカモメ雌タイプ成鳥 翼端黒色部は初列7枚に認める

schistisagus-1s
オオセグロカモメ第1回夏羽、背後を飛ぶのはウミネコ第3回夏羽、その後ろには
モンゴルセグロカモメ別個体

mongolian-gulls
両端(左側は後ろで重なっている)はセグロカモメ、右から2羽目はタイミルセグロカモメ
3羽のモンゴルセグロカモメは左から雌タイプ、雄タイプ、雄タイプ 4月5日

mongolian-f
左側雌タイプの飛翔 翼端黒色部は7枚

mongolian-m1
真中の個体、雄タイプの飛翔 翼端黒色部は6枚

mongolian-m2
右側個体雄タイプの両翼挙上 翼端黒色部は6枚

これまで11・12月、1・2月、3・4月の前・中・後期に分けて均等にカモメ観察を
したことがないので、あくまで暫定的印象ながらやはり3・4月のモンゴル発見率は高い。
上の画像を見て、初列風切の黒色部枚数が6枚でモンゴルと判断しうるかの点について、
自分なりの基準で群れをスキャンしてみると、やはりセグロやタイミルとは斑の質や顔つき
で判別しうるだろうと考えており、大形カモメが多い場合に10羽超の観察数を記録しても
別段不思議ではないように思える。

判別に際しての初列風切の黒色部が6枚であること、嘴に明瞭な小黒点がないことは否定的
な要素ではないように思える。特にこれらの要素は11・12月観察のモンゴルには認める
ことが多いものの、年が明けた頃からこのような要素を全て備えて頭部を中心に特に白い
個体は少数派となり、3・4月頃に見られるモンゴルの7割程度が初列黒色部6枚の個体と
考えてよいように思う…もちろん個人的な印象と断っておきます。
セグロカモメがまだ多数見られる中で、総数に占める割合が季節の進行に比例してモンゴル
発見率が高くなるのであれば、種誤認の可能性が高まるが、このところの発見率低下を見る
限り、誤認からくる判断ミスが主因とは考えにくい。

ハンドブックには特に記載されていないが、個人的にモンゴルらしさを感じる特徴点は以下

・ 脚色が灰色がかって見え、セグロにも一部このような個体がいるが傾向として強い。
  特に正面から見た脚は細く見えるが、その色に出やすい。
・ 嘴先端のカーブは先端に行くにしたがって滑らかにカーブするのでなく、先端付近で
  ストンとカーブする傾向があって、嘴高が高い目で、黄色が鮮やか
・ 斑の残存は後頸部にわずかに残る場合があるが、成鳥ではこの時期ほぼ無斑。斑の質も
  ごく細くて短い、あるいは小黒点(痕跡)状。
・ 頭部に占める目の割合が小さく、特に羽毛が立ち気味の際にはやや間の抜けた、かわい
  らしい感じに見える
・ 初列風切の黒色部とそこに食い込む灰色部(舌状部)との境にほぼ例外なく白色部が
  あり(ムーンと呼ぶ?)セグロより明瞭にその枚数が多い。通例P10以外の全て。

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