をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

幼羽の初列風切

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翼伸びするシマアジ雄幼羽、初列外縁の羽軸延長部に突起が見える
これは、滑らかな曲線縁をもつ成鳥とは異なる。尾羽のVノッチ同様に幼羽に
特徴的な形状。4月末のシノリガモ雌幼羽でも確認できた。

これまでにも秋季のシマアジは大半が幼鳥であると書いてきた。ここ数年の
観察結果から秋のシマアジ遭遇率は春季より格段に高く、5倍程度は高率
に観察可能であるが、成鳥に遭遇することはまずない。 やはり成鳥と幼鳥
の移動ルートが異なると考えるのが一般的ではないだろうか。
もし、疑いのない鮮明なシマアジ成鳥の非繁殖羽が観察・撮影できたなら、
それは、場所にもよるが、かなり貴重なことだと思います。 オカヨシガモの
エクリプスと同じで、シマアジのエクリプスと紹介されている画像は本州撮影
に限って言えば、ほぼ全てが誤認です。

誤認といえば、今年初めに紹介したトモエガモとヒドリガモの雑種雄は成鳥
であって、幼鳥ではありませんでした。「サインは9時半」で解説したく字斑が
しっかり写っていますし、初列風切や尾羽に幼羽由来の特徴が見えません。

自己矛盾に気づくのが、置かれた状況によって左右されてしまい、遅れたのが
自分自身なぜだかわかりません。生活上の懸念事項が多すぎて、母の行動
が引き起こす結果の重大さに驚くばかりです。
後日、再度画像詳細をチェックしたところ、翼羽の特徴や全体的な外観から
幼鳥と判断するのが妥当で、線で消したような事実は疑心暗鬼が招いた誤認の
誤認と言えるようです。11月8日追記

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