をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

入れ替わったヨシガモ雄

昨日池に渡来した若いヨシガモ雄成鳥は姿を消し、別の雄が入った。
急速に数を増すヒドリガモは52羽になり、雌幼羽が1羽混じっていた。
風切を脱落更新中のマガモ雌成鳥は警戒心が強く、見つかる場合と
姿が茂みに隠れて見えない場合とがある。
これほどエクリプス羽に近い状態の雄羽衣を観察するのは、しかも雄
が雌に先行して渡来するのは、ここで15年ほどカモ観察して初めて。

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本日渡来確認したヨシガモ雄成鳥。完全なエクリプスに一見、見えるが上背、
尾筒サイド、腹部にわずかに波状斑が見える。
昨日の雄には尾筒左サイドに一ヶ所のみ波状斑がわずかに出現している。

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エクリプスの頭部はマガモ属で一般に雌より黒っぽく、過眼線や頭央線が
ほぼ見えない、不鮮明なものが多い。
また体部の各羽の軸斑および辺縁形状が尖り気味でV字状に見え、やや
丸みを帯びたU字状に見える雌とは雰囲気を異にし、風貌の凛々しさから
くる印象と共に、雌雄判断の一要素となる。

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雄の頭部は左右に扁平でやや角ばった骨格をもつ

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尾筒の黒色化はまだ顕著でない

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腹部にかかる草の葉の折れ曲がったところに波状斑が見える
頸胸部にもV字白斑が見える。これを横倒しにすれば「く字斑」

昨年も少し触れた、つがい相手を変えないヒドリペア、今年も複数組渡来確認。

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