をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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woot st改 臨時3-1

前回記事の続編です

【来歴】
フィッティングの実際はもう少し先にして、woot!ツリーの素性について・・・といっても
製品説明にも販売サイトにも生産国や生産工場についての説明はありません。
有名なシューツリーメーカーの製品であっても、最近は中国製が大半を占める傾向が
強くなってきました。中国製品が例外なく品質で劣るということはありませんが、製作
管理が行き届いたブランド管理品と、そうでないものには、明らかに形状や品質に差異
が見られます。特に最近は人気が高くなったレッドシダー製のツリーには粗悪木材に
色づけしたものや、金具が不完全なもの、前足部と踵部のサイズが不一致なもの、
踵の切削が不十分で実サイズより大きい靴にしか入らないもの・・・かなりのバラツキが
あって、画像を見るだけで、粗悪品と判断できるものが2~3千円で販売されています。
4千円付近の価格帯になると、この傾向はぐっと減少しますが、ただ使わないよりマシ
なんて考えていると、靴の型崩れ防止どころか型崩れ促進に励むことになります。
初めに書いたように、シューツリーの素性を知ることは並大抵ではありません。 業界に
勤めている方や製造メーカーに確認をとることが可能な方なら幾分情報量は多いでしょう
けれど、実際どのくらいの個数がどのくらいの価格でどこで生産されたかなどというのは、
それこそ野鳥の越冬地と繁殖地その他生態を標識や追跡手段なしに特定するに等しい
一般に公表されていないことです。
 
 しかし、ある特徴的な外観や素材から多分?というような推定は可能です。

woot-regal
兄弟ツリー この2足は高い確率で同所製造と考えます
右は今回改造したwoot!ツリーですが、左は台湾製のリーガル・ツィストバック・ツリーです。
現行品ではないですが10年少し前まではリーガルで普通に扱われていたものです
このツリーの原形は恐らくメープル材で作られたロチェスター社の形状をゴムの木で
模したものと考えられるからです。ロチェスター社のツリーは軽く、甲の終端が別材で継ぎ
足されたものですが、足裏のくりぬきや曲線がきれいで踵が細めにできています。
台湾製のこのツリーも汎用性が極めて高く、エドワードグリーンのスリッポンには純正より
フィット性が良かったりします。形状はよくロチェスターを模している感じです。 ところが
この後(多分)リーガルの銘板をつけて、woot!ツリー同様に分厚いフックバック部、甲に
3点の小径通気孔、甲下に大径通気孔を装備したアメ色のツリーが販売されていたようで
ロチェスター製と画像の台湾製リーガル・ツリーの踵部には直接ネジ込み式木ネジバック
なのに対して、ツバ付鬼目ナットを介したボルト金具が使用されています。 この特徴は
今回改造したwoot!ナチュラル塗装でなくアメ色塗装バージョン製品と極めて共通点が多い
からなのです。
請け負ったツリーメーカーの主力工場が台湾にあるのか、素材であるゴムの木の加工を
得意とするメーカーが下請けに出しているのかなど、詳細は不明ですが、リーガルとは
縁の深いこのツリーメーカー製と思われるものは、Gilco製の2000年ミレニアム・モデル
のシューツリー2やSaphirのプレートを付けたパーフェクタの香りが漂う木製シューキーパー
サフィール シューツリーブラックエディションもこの木工場製と考えられる。

【シューツリーの楽しみ】
シューツリーには靴のハンガーとしての実用的側面以外に、
1、素材の楽しみ
2、デザインの楽しみ
3、国やメーカーによる考え方の違いを知る楽しみ   なんかがあるように思います。  

デザインの1要素でもある踵部を引き上げるパーツを家具用取っ手と交換することで
普段見慣れたツリーの雰囲気や使い勝手が変わるのでオススメです。
家具用取っ手もツリーの金具もM4のネジが使用されているので、簡単に交換する
ことが可能です。(DASCOの金具は木ネジ直付けでそのままでは交換できません)

例1
2way-back
木製フックバックに加えて補助的にトモエガモ頭部形フックをつけたもの(奥)と今回
作成したwoot!改フックバックに金属ノブを追加したもの(手前)
上の画像ではぶらりと呼ばれるこん棒状の金属取っ手を取りつけている

最初から2種類の踵引き上げ手段を装備した製品が存在する
フックバックの木製フックは履き口の小さなダブルモンクストラップなどの靴に入れた場合
指を入れる部分が狭くなり、上部にノブを併設している方が使い勝手が良い。
またブーツ等で使用した際にも、踵上部に金具があった方が引き抜き易い。
※ 市販のM4鬼目ナットを木製品等に埋め込むことでオリジナル引き抜き具が作成可能
また、土台部分の埋め込みビスは家具取っ手売り場に下半分が木ネジ上半分がM4ネジ
といった特殊ビスが市販されているので、袋ナット等にねじ込んで木部に固定することが
できる 

トモエガモ頭部はヒノキ角材を木工ヤスリのみで削って加工、水彩絵の具で着色後ニスを
上塗りしたもの。下の画像のように帽子の上につけてトモエガモに合いに行ったら警戒して
近寄らなくなってしまた。
baikal-on-cap

例2
wood-ball
東急ハンズのナラ木製30mm径球を取っ手に転用

例3
wood-cone
東急ハンズのナラ木製30mm径円錐上部を切り取り取っ手に転用

例4
wood-knob
市販の木製引き出し取っ手WAKI産業製

例5
ceramic-ball
市販のセラミックボールつまみ 東急ハンズ

例6
plastic-knob
透明樹脂製つまみ Seria100円ショップ

例7
black-ring
金属リングの色違い ネット入手

例8
metal-golden-knob
金色金属ノブに変更 ネット入手

・・・どうでしょう!結構雰囲気が変わるでしょう。どれも200円程度までで入手できます。

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