をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

しとどに惚れて

今日はノーマイカーデイ、地下鉄フリー切符での沿線鳥巡り。
週末の予報は見事にはずれて、なかなかの好天。
珍鳥には朝早くからバーダーが群れをなし、空には15日ぶりの環天頂アーク。

キガシラシトド

しとどに濡れてこれは道しるべの石 (種田山頭火)
この山頭火の句にあるように、「しとど」とははなはだしい様子を表した言葉
で通常はそれだけでもビッショリ濡れた様を表すようだが、アオジをはじめ
ホオジロ科の鳥の古名でもある。

なぜこの鳥名と音が同じなのかは知らないが、
記事タイトルはこれにひっかけてのものです。
近くの公園に出た珍鳥でもあるので、機会があれば水浴びでしとどに濡れた
キガシラシトドを撮ってみたいとも思っている。


アオジと並んだキガシラシトド

生垣の上でアオジと並んだキガシラシトド。
英名:Golden-crowned Sparrow 直訳では頭頂の黄色いスズメ
で多くのホオジロ科の鳥のように~Buntingではない。
学名:Zonotrichia atricapilla ゾノトリキア・アトリカピラ
でこれまた多くのホオジロ科のEmberiza エンベリーザでない。
通常日本に分布しない迷鳥というだけでなく、属名自体も違っている。
この鳥が珍しい鳥だと分かるまでの過程をリアルタイムでネットで見て
いたが、多くの図鑑に掲載されていないこの鳥が同定された背景には、
多くの人の目といささかの偶然が重なったようだ。地味な鳥とは言え
遠方からわざわざ見に来られる鳥が近くに出たことに感謝したい。

コイカル

北へ場所を移動して、公園のコイカル。
この鳥は初めてではないけれど、同行者には初物なので行ってみた。
到着時には地面で食事中。
この鳥のいる場所へ向かう途中、一時反対方向に歩いて迷ってしまった。
駅まで戻り、あらためて公園に歩きだしたら同じ愛鳥会のメンバーにバッタリ。
公園の近くにお住まいなのだが、府内の北と南に住んでいるため、愛鳥会
以外で顔を合わせたことがないのに、待ち合わせたかのようにお会いした。
また、コイカルを撮影しだして隣のデジスコの方たちが ひょっとして…と
気になりだした。何となく普段から見ているサイトの管理人さんぽい!

アキニレの実を食べるコイカル

時折木の枝にとまり、アキニレの実を啄ばんだりしていた。

ルリビタキ♂

コイカルを見た地面にはルリビタキの若オスもうろうろしていた。
このあと更に南の公園に移動したので、まだ続きます。

尾のないヒガラ

次に着いた公園の混群にいたヒガラ。
なれない平地の公園で猫にでも襲われたのか尾羽がなくなっている。

ヒガラ

こちらは同じ群れの普通のヒガラ、この冬はヒガラも多い。

ドングリを食べるトモエガモ

ここへ来たのは割合近くでトモエガモが見られるらしいので。
うまい具合に前に出てきてくれた。
ここでまた先ほどの気になる方に出会う。本日3度目。
コースを事前打ち合わせしていても、これほどうまくは遭えない。
奇遇としか言いようがない。それであまりに気になるのでホームページをお持ち
か尋ねてみたら…やっぱり「週末・ガサガサ団」のDodo-boyさんでした。
ご一緒の方とお二人には横から随分お邪魔しました。

両翼ノビをするトモエガモ

トモエガモを撮っていたら、期待の環天頂アークが現れる。
思わずお二人を呼んでしまった、お二人はタカでも出たかと思ったらしい。
虹色を見るとついつい興奮してしまうのがすっかり癖になってしまった。
以前の記事(メスがメイン

ジョウビタキ♀

帰り際にジョウビタキのメスが現れ、長かった一日が終わった。
これほど順調に目的の鳥が出てくれるのも珍しい。

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