をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

3月の最終作

3月のブーツツリー改造のベースツリー、ラストはフレンチ・クラシック。
古いツリーは骨董的価値がつくものも多く、事実このツリーと同デザインでシングルチューブ型
ツリーが左右別々でそれぞれ1万円ほどでネットオークションに出ているのが確認できた。
画像には写っていないが前足部の甲下を貫通するベンチレーション・ホールが大径で前足部
全体をくりぬいて殻(シェル)構造とする古典的こだわりの部分や踵終端上部が細くとがり気味
になる20世紀中ごろのデザインを引き継いでいるので、1960~70年台の仏PERFECTA製と
推定されるツリー。正直、前足部の幅削りが施されていなかったら、コレクションとして保存した
美しいシェイプを持つツインチューブ・ツリーが今回のベース。

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踵部分を固定する細長い釘をわずかに広げた穴から、細い先端のラジオペンチで引き抜いた。

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屋形船の積み木?と間違えられそうな今回の追加部材。3枚のヨーロッパビーチを山の字状に
外板、中板、内板と接合、屋根の傾斜は端材の角材を三角断面にして接合。
踵部も後端を1cm程度カット短縮して成形し直している。24.5cmの足に8Dベースの改造を
実施しているため。

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上画像、右足の側面3枚の板を接合、前足部のカーブに沿うカットのみ施した状態。

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こちらは左足、ほぼノコギリによる直線ラフカットを終了、削りで曲面を出せば完成。

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今回はT字型レールを踵部に作成、これを上物で挟む、モノレール仕様のスライド機構
前回はストッパーを前側だけに付けたが、今回は踵側に美観と靴内面保護の観点から後ろ側にも
作成することにした。で、何の形を目指しているかと言うと・・・マガモ頭部形のブーツツリーです。
左足は常に右足に先行して作成、イメージを練るので仮留めビス穴が空いています。

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