をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

父親の影響度

頑固親父、雷親父といった厳しい側面をもった父親像は昨今廃れてしまい
もはやそんな父親は絶滅危惧種と化している昨今、昭和・大正の父親像は
一種ノスタルジーの世界にのみ存在するのかも知れない。
 私の父も自身の考えを譲らない頑固者で、言うことをきかなかった場合には
頭にゲンコツ、ブッ飛ばされて廊下の板の間に正座させられたという記憶が
何度かあります。長男ということもあり、弟よりもより厳しく罰せられた一面も
あったのでしょう。そんな父も晩年は温和でしたが、親の言うことは絶対だと
する考えは母に受け継がれ、若い頃から随分悩まされたものです。

 さて、本日の話題は父親の影響力と言っても、カモの父親が子の外観に
及ぼす影響力について現在私が抱いている考えを書こうと考えています。
例によって長文になりそうなので、目的としていた雑種ガモの子を連れた
母マガモの観察結果のみを今回紹介し、雑種外観の出現特性詳細について
は後日過去の観察画像を元に再構成しようと思っています。

【ハーフ&ハーフ】
雑種ガモは両親の特徴をそれぞれ受け継ぐため中間的な外観をしている。
あたかもピザのハーフ&ハーフのように真半分とは言えずとも両親から
受け継いだ外観を明瞭に備えている。・・・少なくとも私自身も7年ほど前
まではそう考えていましたので、雑種推定画像も一組について一枚のみ
描いていました。ところが、あるきっかけから両親種の性が逆転した裏の
組み合わせも考慮する必要があると感じるようになったのです。
それで最近はハーフ&ハーフどころか、頭部外観については8ピースの
カットのうち7ピース程もの大半が父の影響を受けると考えています。

前置きはこのくらいにして、先日より探していたマガモ親子との遭遇は
初回が10日、近くで観察できたのが翌11日、岸辺で休息する至近の
観察が13日でした。初観察の日川の左岸に到着した途端に野鳥の会
Hさんとお会いしたので少しカモ親子の状況をお聞きしました。やはり
探していた場所で間違いなく、お話では独り立ちしてもう見られないかも
ということでしたが、私にはまだしばらく観察できる自信がありました。

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初観察の日は当初またも見つけられず。仕方なく範囲を大きく上流に広げて
引き返した際に対岸の芦付近にカモを見つけて確認したら親子でした。
その後母ガモだけが突如飛び立ち上流方向の本流に向かったのち10分後
別ガモを伴って帰還しました。それがここに写るカルガモ雄でした。画像の
通り親子の方がカルガモ雄よりやや大きいのでアイガモ系統との判断は
妥当と考えられます。

spotbill-family610sub
この日は10分ほど水浴びしたのち、わんど奥と本流の間にある接近不可能な
水域へと戻って行ったので、この日の観察は終了。草むらに上陸しているとか
この水域にいるときは観察が困難なようだ。

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雑種の子供達を連れた母マガモのファミリーの全貌がこれ 6月11日大阪市、淀川
母マガモは最後尾にいます

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岸辺で採餌する母子と少し離れて見守るカルガモ父

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母マガモ

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同じ6月11日下流で新たに見つけたマガモ親子
こちらは普通のマガモ親子で三列風切の繁殖羽特有の斑が明瞭
この斑については個体差が大きく必ず明瞭に出るものではない

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父ガモ、行動から判断してカモ母子の父として問題ない

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1羽が倒立採餌している子ガモ3羽

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嘴の特徴その他から雌幼鳥と判断される子ガモ

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上個体雌幼鳥の側面

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母ガモが連れる4羽のうち2羽は雌と判断できる

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2羽のうちのもう一方の雌側面

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岸辺で休息する母ガモと2羽の雄幼鳥

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雄幼鳥A
他の3羽よりやや成長が遅く風切羽の伸長が十分でない
尾筒は上下ともに黒い

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上と同じ雄幼鳥

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座ったまま翼伸びする雄幼鳥

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そばで別子ガモが潜水採餌。 最近バードリサーチのブログで大きくなると
潜水しなくなるように書かれていたが、状況によっては異なるが必要ならば
成鳥となっても潜水採餌は珍しくない。観察頻度・地域・個体や餌種によって
違ってくる。特に雛の潜水はどの種でもよく観察される。

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2羽の雄幼鳥

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母ガモのそばには雄幼鳥がいることが多い

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子ガモは左から順にオス、メス、オス、メス
まずは画像の紹介まで。子ガモは雌雄ともにカルガモに良く似ている
と思いませんか?

kofuki
狭い範囲に密集するコフキトンボ 11頭写ってます
川辺はムクドリ、スズメなどの親に餌をねだる鳴き声が響きオオヨシキリが
しきりに囀り、アレチハナガサが密集している場所は紫に染まっていました。

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