をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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父親に近似する子ガモ達

6月14日の記事で「父親の影響度」を取り上げた。
強く継続観察したいと願っていたが、時間が取れなかったり、訪問日の不在等により
雑種の子供たちの成長過程追跡は実際できなかったと言ってもよい。 しかしながら
状況的に判断して成長した子供たちと考えて問題ない個体に出合ったので報告する。
今回3羽の雑種幼鳥を観察できたが、 「すぐにカモの季節」で親の組み合わせが逆だと
説明していた幼鳥雌雄も4羽の雛たちの成長した姿らしいことが判明した。雌幼鳥1羽
のみが観察できなかった。

hybrid-son2
10月14日 大阪市 淀川  「すぐにカモの季節」で紹介の雄幼鳥と同一個体と推定

hybrid-son-daughter
10月14日 大阪市 淀川 上記雄幼鳥より上流のわんどで観察 雑種雌雄幼鳥
「父親の影響度」で観察、撮影した場所と同じところで観察

hybrid-son-daughter2
上と同じペア

hybrid-son1
上の画像の雄幼鳥 嘴先端の黒色部は嘴爪全体が黒いのは雌雄共通

hybrid-daughter
上の画像の雌幼鳥 マガモの血統が入っていても外観は極めてカルガモ似

父母の素性が明らかな雑種は貴重と言える。 このような外観から推論できることは・・・
カモ雑種の遺伝形式は中間雑種(不完全優性)と言えるが、同時に概ねメンデルの
遺伝の法則に沿った予測も可能ではないかということ。
カモ識別図鑑にあるマガモ×カルガモの2世代雄の外観、それにこの親の性が逆転
した組み合わせの外観から、一定の規則性が見られ雑種第1代(F1)は父種外観の
影響が強く(雌雄関係なく父種の外観に近似)母種の外観は限定的。父性優性との
観点では優性の法則が成り立ち、雑種第2代(F2)では分離の法則が適用できると
考えるのが自然で、マガモとカルガモそれにヒドリガモとアメリカヒドリの外観多様性
を説明するにも好都合と考えられる。
野菜や果物の品種改良でもF1雑種はよく用いられ、いいとこ取りの品種が作成し
易く、カモの雑種でも例外なくF1雑種は父親似だと言える。

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