をかしの庭

なにげない日常の中にも、心ときめく現象や出会いがあります。 遠くに出かけずとも、内面に大きく語りかける身近な映像、そんな写真がお届けできれば良いのですが…。

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今春のすみれ~春の兆し

暖かい冬は何事もなく過ぎ去るかと思えば、なかなかそうも行かず
この数日風が強く、よく冷える。しかし、一度動き出した春の蠢きは
止められず、カモたちは浮き足立ち、足下ではすみれがほころぶ。

今春のヒメスミレ、正面「
堺市北部、3月初旬
【ヒメスミレ/V.confusa ssp.nagasakiensis ウィオラ・コンフーサ ナガサキエンシス】姫菫 無茎種
人家付近で咲く濃紫のすみれの代表種。日当たりの良い乾いた場所を好み
コンクリート、アスファルト、石組みの隙間から顔を出して花をつけている
のがよく観察される。V.minorウィオラ・ミノールの学名をとることも。
標記の学名では台湾コスミレの亜種としている。乾燥の厳しい場所では草丈
3cmほどなのだが他の栽培植物の株元など栄養、生育条件のよいところなど
ではスミレと見紛う程に10cm弱に成長するものもある。また民家生け垣下
の日当たりの良くない苔むした斜面で生育している株も見受ける。
葉の形は三角状披針形。花後の葉は基部が張り出し矢じり状になる。葉色は
暗い緑色で光沢があり、粗い鋸歯をもつ。裏面はやや赤紫色に色づくが場所
により緑色のものもある。花も葉も1cm程の超ミニサイズでもしっかり花
をつけて咲いているさまには市街地で生き抜く力強さを感じる。
花正面から花柱が見え、測弁は有毛、この花にはアブラムシがいた。

今春のヒメスミレ、全体
堺市北部、3月初旬
距の形状はややポッテリと丸みを帯び、花色より白っぽいことが多い。


昨春のヒメスミレ
堺市北部、昨年4月初旬
この場所は昨年見つけたのだが10mほどの長さで地上3cm程のヒメスミレ
の花束がぎっしり咲き競う。アスファルトとコンクリートの隙間。

ウスイロも
堺市北部、昨年4月初旬
淡色のヒメスミレを自然品種ウスイロヒメスミレとすることがあるが、これは
株全体が淡色で遺伝的に固定しているものを指す。花束のところどころにこの
ウスイロヒメスミレを思わせる淡色の花がチラホラ。

同じくノジスミレに続きます。

ノジスミレ花アップ
堺市中部、2月中旬
お馴染みの近くの公園のノジスミレ
昨春のものはこちらにあります。


ノジスミレ正面
藤井寺市西部、3月初旬
これもコンクリートとアスファルトの間に咲くノジスミレ。
通常品より乾燥地のものはやや淡色化、小型化する傾向にあるように思う。


ノジスミレ側面
藤井寺市西部、3月初旬
距の色は花色とほぼ同色。花柱は正面からは通常見えにくく、測弁無毛。
花柄、葉に微毛があり、花弁はシャキッとせずビラビラしているものが
多い。 スミレ、ヒメスミレ・濃紫の他のすみれに比べて花弁の紫条が
やや目立つことが多い。


ノジスミレ俯瞰
藤井寺市西部、3月初旬
上面から見たノジスミレ、別株
ここではまばらに3m程の間に株が見られた。
以上内蔵ストロボにレジ袋を被せてマニュアル露出にて同調撮影。
この方法だと風が吹いていても近距離、しかも同調可能上限シャッター
スピードが使える。(オート撮影の上限値より通常1~2段速い)
ブレずに被写界深度を大きくとれるため、解説用画像の撮影に向く。
暗い場所ではいかに背景にも均等に配光するかが鍵。

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